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そうだ…震えが止まったのだって

私が今まで

"自分はかわいそうな人間だ"
"悲劇のヒロインだ"

そんな事思って
行動に移さなかったからだ

12歳で私は悟った



















こんな世界では


戦って

自らの


力で生きるしかない





抗え



抗え





私は母を背負い投げし、
叫んだ


『お前の好きにさせてたまるか!
私は…もう私のままでいるんだ!

アンタのいうことばっかり聞いてる
マリオネットのいい子ちゃんじゃない!

私はもう…黒になってやる!!』





私は前からまとめていた荷物を抱えて
まだ早朝の街を歩き出した


これが黒い私の始まりだった

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作者名:天雪 | 作成日時:2020年5月14日 22時

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