【改訂版】すき。 〜白い耳とネコ〜(tk×in) すき。シリーズ(１)

すき。のおまけ・２ ページ23

｢・・やばい・・やつ・・？？｣


慧の周りには？？？マークが浮かんでいる。

首をこてん。っと傾げる慧に

少しもったいぶって話す。

　｢ああ、ヤバい奴だ。＿＿いいか雄也はな
　＿＿＿アイツは、耳フェチなんだよ。・・｣


慧の周りにもっと、？？？マークが浮かんでる。


　｢んー？？？み、耳フェチ・・・？｣

　｢アイツ＿＿雄也はさ、物心ついた時から、
　慧の姉ちゃんの耳が、髪の間から出てるの
　ジッと＿＿ジィィっと見てたわけ・・。
　ほんで、ここからが、本題なんだケドさ
　慧、付いてきてる？？｣

　｢あぁ＿＿＿うん・・。そっか、、
　だから、小さい時から、姉さんの事見てた
　みてたの・・かな？？｣


う〜んって、ブツブツ言ってる

慧をほっといて、本題に入った。


　｢で、本題は＿＿＿小学1年の入学式の時。」

「しょぅいち・・。」

「そう。小1ん時に、慧がそれまでず〜っと
　おかっぱっぽい髪型だったのを切ってさ
　ショートにした時から＿＿＿＿」


「しょぅと・・。」


「ふふ。アイツはそん時から、ヤバい奴に
　なっちまったんだよ。小1の雄也が＿＿＿
　耳出した慧を見て、雷に打たれたんだってさ。｣


あきれた感じでオレは言った。


｢か・み・なり・・。｣

慧は、ボーゼンとしている・・。



｢そう。
　何でも＿＿慧の耳は理想の色と形なんだと。
　んで、アイツが編み出した遊びが＿＿超ヤバいぜ・・。
　マジ、ヤベェ奴で、へんたいだぜ。」


「へ、、へんたぃ・・。」


「ああ。へ・ん・た・い。
　アイツ、慧を遊びに誘うと、
　必ず公園に行って。んで、公園のベンチで
　慧の耳を弄ったり、息を掛けたりして
　慧が笑うってゆ〜遊びを生み出したって
　＿＿＿雄也が、偉そうにこの前、言ってた。｣



　｢・・あ＿＿＿。こうえん。。
　その公園、ケイコを拾った・・公園のベンチだ
　・・それ・・。｣



　｢慧、こっからが究極の
　ちょ〜ヤベェエピソードだけど
　慧...聞きたい・・？｣



　｢う、うん・・
　コワイけど、き、聞きた・い・・。｣

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