40話 将来の夢 ページ41
放課後、私は将来の夢について考えながらいつものように武装探偵社に向かった。
その途中、見覚えのある後ろ姿を見つけた。
A「織田作さん！」
そう声をかけると、織田作さんはこちらを振り返った。
私は織田作さんのところまで駆け寄った。
A「こんにちは。ご無沙汰しております」
織田作「あぁ、Aも元気そうでよかった」
A「ありがとうございます」
織田作「？」
A「あの時、織田作さんが止めてくれなかったら･･･私、人を殺していました」
織田作「そうか･･･君の手が汚れずに済んでよかった。
君には、俺と同じ道を歩んでほしくないからな･･･(ﾎﾞｿ」
A「？」
織田作「いや、こっちの話しだ。それと、太宰は元気だったか？」
A「はい、織田作さんが言った通り太宰さんはｼﾞｻﾂが大好きな変な人で、とっても元気ですよ」
織田作「そうか。太宰も相変わらずだな」
A「･･･あの、織田作さんの夢って何ですか？」
織田作「夢？何故急に」
A「実は･･･学校で自分の将来の夢についての宿題が出て。他の人には夢があるのに、私にはないんです。だから、他の人の夢を参考にして考えようかと思って･･･」
織田作「成程な･･･」
織田作さんはしばらく黙った後、話し出した。
織田作「俺の夢は、小説を書く事だった」
A「小説家って言う事ですか？」
織田作「あぁ、海の見える部屋で小説を書く事が俺の夢だった。もうその夢は叶えられなくなってしまったがな･･･」
A「へぇ、すごくいい夢ですね。どうして小説家にならなかったんですか？」
織田作「まぁ、色々あってな･･･」
何か複雑な事情でもあるのかな？
･･･
A「･･･とりあえず今、将来の夢が決まりました」
織田作「おう、何だ？」
A「･･･"小説家"になろうと思います。
私、昔から本を読むのが好きで、たまに自分で書く事もあるんです。だから、小説家がいいかと思いまして。だから織田作さん。見ていてください。
私が織田作さんが叶えられなかった夢を、叶えてみせます＿＿＿」
織田作「･･･そうか」
織田作さんは私の頭を優しく撫でた後、私の額に織田作さんの額が重なった。
織田作「君なら、いい小説家になれる＿＿＿」
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meniichan(プロフ) - 天雨さん» コメントありがとうございます！体調に触らない程度に頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2023年3月30日 18時) (
レス) @page38 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - モブサイコ好きなのでこの作品と出会えてとても嬉しいです。すごいハイペース更新にびっくりしています。体調に触らない程度に頑張ってください！ (2023年3月30日 17時) (レス) @page39 id: 7a092e5baf (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - リノさん» こんな作品を楽しんでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2023年3月30日 2時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - モ〇サイコ要素が多めに入ってて読んでて楽しいです！続き全裸待機しときますね！！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page38 id: cc90a56098 (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - 終兎さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきますのめよろしくお願いします！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page1 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2023年3月25日 20時
