36話 運命の人 ページ37
そして私は、舞台に立たされた。
私の他に舞台に立たされた人がいるようで、一人は体調が悪そうな女子高生ともう一人は帽子を被った黒い服の男性がいた。
しばらくすると、舞台の上にギラギラした妙な服を着た女性が上がってきた。
この人が上がってきた瞬間、周りはざわざわとし始めたので、この人がこの宗教の教祖なのだろう
教祖「皆さ〜ん！幸せですか〜？」
「「「幸せでーす！！」」」
ケラケラと狂った様に笑い出す信者たちの声が響き渡る。
教祖「それは何よりですわ〜！今日はみなさんに素敵なお知らせがあります！みなさんに、新しい仲間が増えました！」
教祖がそう言うと、私たちにライトがあてられた。
教祖「ですが、残念な事に彼らはご覧の通り･･･笑顔がない哀れな方たちです。私たちの力で彼らを笑顔にして幸せに導きましょう！」
「そうだ！教祖様の言う通りだ！」
「私たちで彼らを笑顔にしましょう！」
笑顔のまま口々にそう言う信者たち。
そんな時、体調の悪そうな女子高生が口を開けた。
女子高生「何が幸せに導くよ･･･そんな簡単に幸せになれたら苦労しないっての」
教祖「あら、彼女は？」
信者1「先程付き合っていた彼氏に振られたらしいです！」
教祖「なるほど、それは気の毒ですね。でも大丈夫です。私の神から授かった力であなたを笑顔にしてみせましょう！」
女子高生「は？なに言って･･･」
女子高生が何か言おうとした時、教祖の女性は彼女の額に指を当てた。
すると、暗い表情をしていた女子高生の表情が一瞬にして笑顔になったのだ。
女子高生「えっ？なにこれ･･･！笑いたくないのに、勝手に！」
「おお！さすが教祖様だ！」
「これであなたも幸せになれたわね！」
すごい･･･！
でも、あの力･･･どう見ても異能力だよね？
教祖「さぁ！皆さん！幸せの為に神に祈りましょう！さすれば神はさらなる幸せを与えてくださる！」
「くだらねぇ･･･何が神の力だ」
教祖「ん？」
帽子の男性がそう言いながら、前に出てきた。
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meniichan(プロフ) - 天雨さん» コメントありがとうございます！体調に触らない程度に頑張っていきますのでよろしくお願いします！ (2023年3月30日 18時) (
レス) @page38 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
天雨(プロフ) - モブサイコ好きなのでこの作品と出会えてとても嬉しいです。すごいハイペース更新にびっくりしています。体調に触らない程度に頑張ってください！ (2023年3月30日 17時) (レス) @page39 id: 7a092e5baf (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - リノさん» こんな作品を楽しんでいただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2023年3月30日 2時) (レス) id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - モ〇サイコ要素が多めに入ってて読んでて楽しいです！続き全裸待機しときますね！！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page38 id: cc90a56098 (このIDを非表示/違反報告)
meniichan(プロフ) - 終兎さん» コメントありがとうございます！これからも更新頑張っていきますのめよろしくお願いします！ (2023年3月29日 21時) (レス) @page1 id: cbf4c75b89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：meniichan | 作成日時：2023年3月25日 20時
