煙が雲に変わる。 ページ26
A「気ん持ち悪…」
てつや「はあ!?…ってかさ、俺らが女として見とらんとかじゃなくてAが俺らのこと男として見とらんやん」
A「…確かに」
それはれっきとした事実。
だって東海オンエアだよ?
一緒におって男として見れるわけないやん。
てつや「むしろそっちの努力をして欲しいわ」
A「努力って?」
てつや「男としてみる努力。」
A「え、不可能やん。ドラえもん必要だって。」
てつや「いらんわんなもん!」
A「そもそも今更男女になってドギマギしだしたらそれこそ気持ち悪いし。」
てつや「今更、ねえ…」
てつやの吐いた副流煙は、
高く高く昇っていって、
煙が雲に変わるようで。
てつや「長くおりすぎかなあ、俺達。」
少し重いその一言に、私は何も言えんかった。
千葉「Aちゃんタバコなんて吸ってましたっけ」
スタジオ内に戻るなり千葉が上目遣いで私を見てくる。
可愛い。弟にしてやってもいい。
A「久々吸った」
千葉「へー。びっくり。」
A「似合わんよね」
千葉「ん〜…似合う、と思う?ん?でも見た事ないし…」
A「どっちだよ」
小柳「千葉あ〜そこはさ〜「見ないとわからないんで2人の時に見せてくださいっ」だろ〜」
ともやん「女みたいじゃんそのセリフ」
千葉「えーっと、見ないと…」
としみつ「いや、言おうとせんでいいから。」
てつや「あ、としみつが千葉に妬き出した」
としみつ「妬いとらんやん!今のは普通にツッコミやん!!」
りょう「としみつ心狭いからな〜」
ゆめまる「茶碗くらいだよね」
しばゆー「しかも子供用の。」
としみつ「うるせえっ!!」
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作者名:するめ長官 | 作成日時:2019年8月9日 18時