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人生っていわゆるガチャだと思ってる。私はそのガチャで最悪を引いた。
親って選べないの不公平だよね。
公園のベンチに座って、砂場で遊ぶ幸せそうな親子を見つめる。
『幸せそうでいいねー』
と冷めた目で見つめた。
私は、鈴木A。自分の正確な誕生日は分からないんだけど、おそらく今22歳とかじゃないかな。ガチャ失敗した私の人生はまあ散々なもんでした。自分を産んだ女はだらしない女で、毎日違う男と家に帰ってきてた。
母「あんた。まだいたんだね？」
母は完全に育児放棄。母が引いた男のガチャが悪いと、その男にものすごく嫌なことをされる。黙って目を瞑っていれば事は終わるので耐えた。耐えて耐えて、耐えまくった結果、感情というものが少し抜け落ちてしまった気がする。
近所の誰かが通報したのか、児童相談所の職員が私を迎えにやってきた。これでこの地獄から抜け出せる。そう思った私が馬鹿だった。
施設内でもカーストがあり、私はそのカーストの最下位だった。同性には妬まれいじめられ、異性には屈辱的なことをたくさんさせられた。
施設の大人も見て見ぬふり。
地獄が続いただけだった。
18歳になり、施設を卒業した。
私は女に生まれたことを心底悔やみ、女であるということをやめた。
髪の毛は短くし、サラシを巻いて胸を潰した。そして、私の血がつながっている父の背が高かったのだろうか、身長が170センチまで成長した。格好は完全に男になった。もちろん何かあっても守ってくれる人はいないので体を鍛えた。
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こなつ(プロフ) - 雪姫さん» コメントありがとうございます。ひーくんの若頭めっちゃ似合いますね。終わらせ方がやっつけみたいになっちゃったんですが、無事完結しましたので、時間がある時にぜひ読んでみてください(^^) (2022年10月5日 2時) (
レス) id: 4a748991d7 (このIDを非表示/違反報告)
雪姫 - 面白くて、良かったです。若頭が、ふっかさんと言うよりは、ひーくんの方が…って、思ったけど、せっかく安心して落ち着ける場所が見つかったのに、そこから離れなければならないだなんて。これからはどうなるのだろうかな。続き待ってます。 (2022年10月4日 23時) (レス) @page31 id: 2fedfb09fc (このIDを非表示/違反報告)
こなつ(プロフ) - ちゃまさん» 好きだなんて、、、嬉しいです。頑張って更新します💓💓 (2022年10月3日 20時) (レス) @page20 id: 4a748991d7 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃま(プロフ) - めっちゃお話好きです、、、更新頑張ってください…！！ (2022年10月3日 2時) (レス) @page17 id: 6a1ddb5ea7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こなつ | 作成日時：2022年10月2日 8時
