*.☆一松girlと、まだ一松girlなってないgirlのための短編集“Che tipo di pino ti piace?”【短編集】*.☆

・酷い ページ30

※最初から、最後まで一松が夢主に対して何気酷い






最近……うちの彼氏が酷いんですけど……








わざと、私の歩く所にものを置いて、小指をぶつけた私を見てﾆﾔｯと笑うし








猫に煮干を与えるために、一松に煮干ちょうだいって言ったら、ゴミ渡されるし








なんなの！？ほんとに！








でも…今回は…これだけは言わせて欲しい……








『ちょっと！一松が熱いお茶入れるから火傷したじゃん！』







火傷させるとかひどくない？







お茶淹れてくれたから……いつもより、気が利くなーって思ってたのに(*`н´*)





一松「飲んだのは自己責任でしょ？」







『だって！普通は飲むじゃん？……彼氏が自分のために淹れてくれたお茶だよ？』






言ってから気づいたけど、これ、ただ私が恥ずかしいだけなやつ……






一松「…………………………」







ほら、一松も黙っちゃったよ……







一松「……舐めるから舌出して……」







その声と同時に一松に顔を両手で挟まれて強制的に上を向かされる







『何ですって！？舐める？！何言っt……』








喋ってる間に、キスをされ舌を絡め、外へ出される







『っ！？……痛っ……』







普通に考えて、火傷した舌を絡めたら痛い……








『ちょっと待ってよ……何でこんなことするの？』







一松「あんたが可愛い反応するから……」







………………………………








私は、唖然とし









……自然と怒りが湧いてきた








『可愛い反応なんてしてないわ！！』







軽くビンタをした時一松が頬を染めたように見えたけど、気にしない








私は、部屋をあとにした───






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



一松いわく……舐めたら治る……と






本来、舐めたらただ痛いだけなんですけどね笑

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