my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ39)

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139. 動揺(KH) ページ39

咄嗟にキスをしてしまったことに、自分自身で激しく動揺していた

可愛いって言葉も、気づいたらもうこぼれ落ちていて

ヤバい

落ち着かなきゃ…俺、そんなタイプじゃないのに

まだ、昼にもなってないのに

完全に二人きりという状況に、かなり舞い上がってる

呆然とした様子で立ち尽くすAに少し不安になりながら、さっきまで見ていたパンフレットを手渡してみた

話題をお昼ご飯に切り替えよう

食べることが好きだから、すぐにいつものAに戻ってくれるはず

そう思ったのに、

「あ、うん、私は何でも…」

なんて気の無い返事
心ここに在らずといった様子で、ぼんやりとパンフレットの方向を眺めている

「じゃあ、ここでいい？ワイン飲みたいから」

「うん、任せる」

いきなりキスしたの、まずかったかな…

付き合って日が浅くて、そういえばまだ知らない部分も多くて、だけどすごく愛しくて

キスしたいって思ったらもう、自分を抑えられなくなって

でもAのリアクションを見たら、やっぱり軽く後悔する

と、その時ー

スマホが着信を知らせる

マネージャーからだった