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ジェシー「カフェ？」
康二「せや。今、大吾たちがおんねん。皆で行こうや」
辰哉「…いいね。賛成。」
慎太郎「じゃ、高地と長尾の入籍祝いもしよ！！」
「え〜いいのにｗｗ」
優吾「カフェで入籍祝いって聞いたことねーぞお前」
慎太郎「いいじゃん！！」
涼太「でもどの道、入籍祝いはしなきゃね」
翔太「お前ら早−な…」
大我「しょっぴー先こされてひがんでる？」
翔太「ひがんでねぇっての！」
「ッハハ！！」
楽しそうに笑う長尾。
それを微笑んで見守る高地。
そんな優しい雰囲気の二人を見て俺は微笑む。
屋上から降りる階段で、今の西畑たちの話を聞いた。
「あれから、皆関西の学校に転校したの。そこを卒業して、もう一回上京してきたんだ。」
あの弟二人は、仲良くしており、今は長尾たちの上京とともに学校をまた転校し、あの雪石学園に編入したらしい。
次の新学期から、晴れてふたりは２年生だそうだ。
樹「…皆、やっぱりあの頃のままじゃねぇんだな…」
俺は静かにそう呟いた
あの高校時代。
起こった出来事。
あの日から自分がしてしまったことの罪深さから時間が止まってしまった俺たち。
それを進めてくれたのは、まぎれもない長尾。
長尾がしたことは許されることじゃない。
それでも…彼女は必死に前を向いて歩こうとした。
その結果が、今、これだ。
俺たちはもう間違わない。
ふと、まわりを見て見る
康二と楽しげに言葉を交わす目黒
長尾と高地の話を聞く北斗やジェシー
大我と思い出話に花を咲かしている佐久間くん
そして、懐かしげに話他のメンバーたち
俺たちは、ずっと悪女の表と裏に騙され続けた
けど
もし、またその機会が訪れるのなら
今度こそ、絶対に騙されない
今、目の前にある幸せを、逃したりなんかしない
…あれ、そういえば…
誰が、愛奈のことを新聞に書いたんだろう
それは、西畑たちに聞けば分かるのだろうか
ラウール「大吾くんたち、校舎に来てるって！」
ラウールがスマホを見ながら嬉しそうに叫ぶ
康二も嬉しそうにする
…ん？
どうして、長尾は俺たちの家に手紙を配れたんだ？
それに、どうしてラウールは西畑の連絡先を知ってたんだ？
俺は、その上背をじっと見つめた
ふと、振り向いて目が合う
ラウールは、細い人差し指を唇に当てた。
…そういうことか
どうやら表裏があるのは、彼女らだけじゃないようだった。
悪女たちには、表と裏があるらしい。
end
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nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (
レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 檸檬の妹さん» ありがとうございます！！これからも、よろしくお願いします！！ (2022年9月27日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
