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「結果、皆元の仲良しに戻った。私を嫌ってる人もいる。だけど、私を大事に思ってくれる人もいる。…私は、そう簡単に幸せを手放さない。誰も私から、幸せを奪えない。私を孤独にさせたぐらいで、不幸せだと思わないで。…幸せは、そう遠いとこにはないから」
Aは、笑った。
それは、いつものような目が笑っていない笑顔じゃない。
心からの、笑顔だった。
愛奈「…は？何言ってんの？気持ち悪い。」
「…愛奈には、わかんないかもね。今の幸せが。」
愛奈「…うるさいっっ！！私を侮辱するな！！」
もう一度、愛奈はAを突き飛ばした。
自分の視界から、Aを消すように。
Aは傷口がコンクリートの床に体当たりし、痛みに顔を歪める。
康二が、Aを慌てて支える。
「…平気。康ちゃん」
でも、Aの体は言葉裏腹震えている。
…すると。
翔太「長尾！！康二！！愛奈！！」
大吾「康ちゃん！！」
謙杜「康二くん！！」
優吾「…っ！？A！！」
「…あれ、皆来ちゃったの…」
康二「…」
愛奈「…皆…」
康二は、静かにスノストを睨み付けている。
優吾はいち早くAにかけより、かがむとAを抱きしめる。
優吾「お前…なんで…てか、背中！！」
「気にしないで。階段に比べたら痛くも痒くもない」
優吾はそれでも、Aを抱きしめる手を緩めず、康二の顔を見た。
優吾「…そっか。」
康二の顔を見て、全てを察した優吾はそう言って黙った。
決して、許しているわけではないが。
愛奈「…皆…聞いて！！康二くんが…愛奈のこと殺iそうとしてきたの！！」
翔太「…」
愛奈「ねぇ。助けてお願い。悪いのはこのふたりなの。全部悪いの！！」
愛奈の悲鳴にも、誰も反応しない。
それは、愛奈に罰が下った瞬間だった。
愛奈「…皆…？なんで…？なんで何も言わないの？」
亮平「…愛奈…もうやめよう。」
愛奈「なんで！？どうして！？悪いのは愛奈じゃない！！Aちゃんたちなの！！」
樹「…全部西畑から聞いた。悪いのは長尾じゃない。愛奈と、俺たちだ。」
愛奈「…嘘…違う！！悪いのは私じゃない！！」
康二「黙れ！！」
康二の怒鳴り声に、全員が体を震わせた。
康二の目は、誰も見たことがないような怒りを含んだ目だった。
康二「…きゃんきゃんきゃんきゃんうるさいねん…可哀そうにな、誰にも相手もされんで。今、お前に罰が下ったんや。勝手に神になり代わって自己中心的に善人に罰を与え続けたからや！」
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nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (
レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 檸檬の妹さん» ありがとうございます！！これからも、よろしくお願いします！！ (2022年9月27日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
