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noside
蓮「…嘘、だろ…」
蓮が呟く。
他のメンバーは、呆然とした表情になっている。
Aと愛奈、そしてなにわ男子の過去を聞いたスノストメンバーは、息をすることすら忘れているようだった。
大吾「これが、すべてや。Aが愛奈をいじめた理由。」
亮平「嘘を…言っているわけじゃないんだよな…」
恭平「なんでお前らに嘘つかなアカンねん。そこまでしてお前らに気に入られたいわけやないねん。」
恭平は冷たい言葉で言う。
相変わらず、敵対意識は変わらないようだ。
樹「…俺たちは、どうやらずっと善人を罵ってたみたいだな。」
樹が悲しげな顔で言い放つ。
Aへの申し訳なさと愛奈への裏切られた怒りでどうしようもないのだ。
丈一郎「俺らは、愛奈に謝らせるつもりや。絶対に。これ以上、もう好き勝手させへん」
ジェシー「…うん…ホント、ごめんなさい。」
ジェシーはぐっと頭を下げた。
それに続けて、亮平も頭を下げる。
他のメンバーも頭を下げていたが、棒立ちになっているメンバーもいた。
蓮と翔太だった。
固まった表情で、瞬きすることすら忘れていた。
翔太のその瞳から、一筋の涙が零れた。
翔太「…嘘、だろ…」
自分が守っていたものが、間違いだった。
自分が成し遂げたことは最低なことだった。
愛奈は悪い。
でも。
愛奈だけじゃない。
大我や優吾のように真の悪を見抜けず、善人を罵り続けた自分は。
愛奈と同じ、犯罪者だ。
これっぽちも愛奈を罵る資格なんてない。
なんて、なんて自分は。
最低な人間だ。
翔太はその涙を止められなかった。
哀しみと、情けの涙だった。
翔太「悪かった、、本当、、俺、、」
その場に座り込む翔太。
蓮は翔太を支えている。
その蓮の顔も、冷静さを失っていた。
蓮「…、、本当、、、ごめんなさい、、」
大我は、俯き、唇を噛んだ。
これほど彼らは思いつめているのに。
ひょうひょうとしている愛奈が許せなかった。
高地を見ると、ベンチに腰かけていた。
俯き、黙っている。
なにか話せば、また北斗を罵ったように、誰かを責め立ててしまうと思ったんだろう。
スノストを恨む気持ちは消えていない。
でも、反省している彼らをもう責め立てない。
高地なりの、ケジメなんだ。
謙杜「――皆っ！！大変や！！」
急に、謙杜くんが走ってくる。
流星「どないしたん？」
大西が聞く。
謙杜「康二くんが…っ！！」
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nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (
レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 檸檬の妹さん» ありがとうございます！！これからも、よろしくお願いします！！ (2022年9月27日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
