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康二は冷たい声を出した。
愛奈「絶対にそうだよ…康二、騙されないで。悪いのは私じゃない。Aちゃんだよ。お願い。目を覚まして。」
そう言って涙ながらに言う愛奈。
康二の怒りは、限界を超えていた。
康二「…いい加減、被害者ぶんのやめいや！！」
大声で怒鳴る康二。
ビクッと体を震わせる愛奈。
康二「お前の…お前のせいで…お前の自己満足のせいで…いったい何人の人の幸せが崩れたと思うとんねん！！馬鹿やあらへんの！？お前のせいで、Aは…希望を失ったんや！！ふざけんな！！」
康二は今までに見たことのない表情で愛奈を睨んでいた。
愛奈「違う…違う…私は…悪くない！！悪いのは全部Aちゃんなの！！Aちゃんさえいなきゃ…Aちゃんがいなければ私はずっと一番だった！！私は一番じゃなきゃいけないの！！皆から愛されて、褒められるのは私じゃなきゃいけないの！Aちゃんじゃない！！悪いのは、全部Aちゃんなの！！」
愛奈は絶叫し、はっとしたような顔になる。
康二は振り乱した前髪の隙間から愛奈を睨み付けた。
康二「…思い出したんやな…中学の時のことを…」
愛奈「…フフフ、ハハハッ！！」
愛奈は狂ったように笑った。
まるで、愛奈をいじめ続けると宣言したあの日のAのように。
愛奈「…やっぱあの弟をずっといじめておけばよかった…Aちゃんが学校から消えた後も…ずっと」
愛奈は微笑んで言った。
愛奈は、とうとう本性を現した。
康二「…お前はなんで…Aをいじめたんや。」
愛奈「…だって気に食わなかったんだもん。当然でしょ？ずっと私が一番なのに、追い越されちゃったんだもん。それにアイツ、私のこと友達だと思ってたからね。笑っちゃう。そんなにいい子アピールしたいのかなって。脳内お花畑ちゃんで可哀そうだった。弟がいじめられるのも当然だよ。でしゃばった罪。罰。弟も気の毒だね。あんな姉で可哀そう。」
愛奈は侮辱するように笑った。
康二「…ホンマ可哀そうやわ。お前が。」
愛奈「…は？」
康二「…スノストからちやほやされてさぞかし幸せやったよな。でも、もう終わりやで？お前には罰が下る」
愛奈「は？罰が下る？ふざけんのもやめな？私には罰なんて下らなかったよ？」
愛奈はニッコリ笑って言った。
愛奈「Aからいじめられてスノストに守られた。私は愛された。スノストはアイツを罵った。Aは階段から落ちて意識不明」
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nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (
レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 檸檬の妹さん» ありがとうございます！！これからも、よろしくお願いします！！ (2022年9月27日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
