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大我side
樹「…なぁきょも。どした？」
「え？あ、なんでもないよ。」
樹に声をかけられ、ちょっとびっくりする。でも、すぐに笑って誤魔化す。
俺はずっと考えていた。
長尾のあの言葉だ。
「足元の闇には意外と気が付かないもんだよ」
あれは…いったいどういう意味だったんだろうか。
大我「…ごめん樹、ちょっと屋上行ってくる」
樹「おー行ってら〜俺、愛奈たちと飯食ってるから」
大我「うん」
屋上に上ると、幸いなことに誰もいなかった。
俺はごろりと寝転がる。
大我「足元の闇…」
長尾はあの時、どういう思いで言ったんだろうか。
「何も知らないくせに正義ぶんな！！」
「うらやましいなぁ…そんなこと思えるんだ。思える余裕があるんだ。」
「私の視界から…消えてなくなれ…」
頭の中で、グルグルとまわる長尾の言葉。
あの時…あの時、いったい、長尾は何を思っていたんだろうか。
大我「…クソ、わかんねぇ…」
俺はなんとなく、スマホを見る。
誰かに話を聞いてほしかった。長尾の話していたことを整理してくれる人に。
頭に思い浮かんだのは、…高地だった。
そうだ、高地なら…
そう思って連絡しようとしたが、すんでのところでやめる。
そう言えば今日、高地は休みだ。
というか、ここんとこずっとそう。
先生によれば、夏風邪が長引いてるって言ってたけど…
本当にそうなんだろうか。
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nori(プロフ) - もうなんか最高すぎて深夜にめっちゃ呼んじゃいました笑素晴らしい作品をありがとうございます♡最近ジャニオタになってこんな良い作品に出会えると思ってなかったのですごく嬉しいです！ (8月30日 1時) (
レス) @page46 id: 415de435f6 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - にふらーさん» ありがとうございます！！これからもすのうを、なにとぞよろしくお願いします！！ (2022年10月3日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
にふらー(プロフ) - 最後にラウチャァァァァァアアアアアン？！ってなりました(笑)作者様の作品大好きなので！新作も頑張って下さい！ (2022年10月1日 18時) (レス) id: 6304bb2060 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬の妹(プロフ) - すのうHIINAさん» よろしくお願いしますっ！！ (2022年9月27日 19時) (レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 檸檬の妹さん» ありがとうございます！！これからも、よろしくお願いします！！ (2022年9月27日 18時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2022年7月3日 11時
