愛され男子Hokuto.M

ずっと… ページ48

北斗Side









今日は、朝からずっと調子がいい。









ここ最近、薬の副作用でずっと、はいたり、熱出てたりしたから、久々にすがすがしく朝を迎えられた。









そして、今日は、亡くなった父さんと母さんの命日でもある。









俺も含め、家族全員で過ごしたいと言う兄弟全員の意思で、久々に家族みんなで集まることになった。









場所は、俺の病室だけど、皆で過ごせるこの時間が、すごく嬉しい。









俺はものすごくいい家族に恵まれたと思う。









兄ちゃん。




俺が進路で迷った時、友達関係で悩んだ時に助言をしてくれる、笑顔が素敵な優しい、けど間違ったことをしたときはちゃんと怒ってくれる人。









兄さん。




体が弱くてしょっちゅう倒れて、あんまり部屋から出てこないけど、周りを一番よくみてて家族の異変に一番に気付いてくれる人。









樹にい。




なんだかんだで俺の一番側にいて、俺をサポートしてくれて、それでいて、おふざけが好きなのに周りの皆をまとめられるような、そんな不思議な力を持った人。









ジェシー




人一倍ふざけることや楽しいことが大好きで、笑い声が独特でうるさくて、でも何でもできる器用なところがあって、周りの人のことをちゃんと見れる人。









慎太郎。




一番年下で、甘え上手なくせに、人に頼るのは意外と苦手で、周りが思ってる以上に人に気を使っていて、でも一度喋りだせばとマシンガンのように止まらないトークで皆の雰囲気を和ませることができるそんな人。









俺は、これから先もずっと…





ずっと…





ずーっと。









この家族の一員で、この個性豊かな家族が大好きだ…

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