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脳裏に浮かぶ ページ21

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まさか、あんなこと言われるなんて思ってもみなかった。


ジフニの作業室から出て、焦った気持ちを振り払うように床を眺めながら大股で歩く。


いや、そもそも私が最初に言ったのが悪かった。


私のこと好きなんじゃないの?!、なんて…


ああ、本当に馬鹿なのは私だ。


立ち止まって、盛大なため息を吐いた。



「どうした?」



聞こえてきた声に下を向いていた顔を上げると、目の前に心配そうな顔で私を見るスンチョリオッパがいた。


「オ、オッパ…」


え、いつから見られてた?


突然のことに驚いて、思わず後ろによろけてしまう。




スンチョリオッパの手が伸びて、私の腕を掴んだ。



「うわっ、大丈夫か?」


一瞬のことなのに、スローモーションみたいだった。


「あ、はい、ごめんなさい」


オッパの手が私の腕を掴んだまま、体制を立て直すのを手伝ってくれる。


「体調でも悪いの?」

「いや!全然そんなんじゃなくて」


スンチョリオッパが、あ、と何か閃いたように声を出した。


「ジフナと喧嘩でもした?」

「えっ!?」

「当たりだな」


ジフニの名前を出されて、さっきのことが一気に蘇る。

赤い顔を悟られないように、前髪を触りながら下を向いた。


「喧嘩するくらい仲良いんだなー」

「いやっ、仲良くないです!」

「え?仲良いだろ?」


すごい勢いで訂正をした私に、スンチョリオッパが驚いた顔をする。


「あー、えーと、仲は良いんですが…」



オッパの顔は不思議そうな表情に変わり、そして笑った。


「早く仲直りできるといいな」


ちょっとズレた発言をするスンチョリオッパに私も笑顔を向ける。





仲は良いけどただそれだけです、と伝えたかったのに、上手く伝えられない。




ジフニの顔が、言葉が、チラつく。


.

言わないなんて→←余裕なさげに *



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作品ジャンル:恋愛
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sani(プロフ) - ゆずさん» こコメントありがとうございます!文庫本無限とは!このお話は私なりに書くの楽しかったので、すごく嬉しいです(*^^*) (9月30日 7時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - もう好きすぎて文庫本にしたいです。あったら無限に買えます。頑張ってください!!! (9月29日 23時) (レス) id: b8bb6a8de4 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - ゆ☆さん» コメントありがとうございます!良かったと言っていただけて、とっても嬉しいです(*^^*)読んでくださり、ありがとうございました!! (7月15日 7時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
sani(プロフ) - 沙羅さん» えええ!そんな大袈裟なー!!でも嬉しいです(*^^*)これからも是非仲良くしてください!お互い頑張りましょう〜( ´ ▽ ` ) (7月15日 7時) (レス) id: f23e3c8ef3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ☆(プロフ) - 初コメです(^_^)いつも更新楽しみにしてました!読んでてすごい切なかったけど最後良かったです( ; ; )とても面白かったです! (7月14日 23時) (レス) id: 6e669d79c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sani | 作成日時:2018年6月22日 19時

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