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叶「よかった、ゆっくり食べてね?」
そう言いながら穏やかに笑う叶さんを横目に食べ進めていると、また扉の方からコンコンっと音がした
兵士� 屬△痢�叶様はここに居られますでしょうか?」
叶「居るけど……そのまま話してくれる??」
兵士� 屬呂ぁ蝶詬嬪佑了�なのですが…」
叶「…はぁ、分かった、すぐに行くから先に僕の部屋に行っててくれる?」
兵士� 屬蓮△呂�!!」
それを言うと兵士さん(?)の気配が遠のいていくと、叶さんは一つ大きなため息をはいてこちらに向きなおった。
叶「ごめんねぇ、仕事に戻らないと…」
『いえ…食事、ありがとうございます』
私がそう言うと叶さんは嬉しそうに微笑みを浮かべて私に手を伸ばしてきたが頭に触れる手前で止まって、拳を作り引っ込んでしまった。
『(もしかして、あの時の事を覚えてくれてた…の?)』
叶「……ごめんね、また後で夕食を運んでくるから、それまでゆっくりしててね」
それだけを言うと叶さんは部屋を後にした。
一人残された部屋を改めて見回すと、そこは白を基調に落ち着いた家具で揃えてあった。
広さ的には……私が元々住んでた部屋より断然、広い。
『(こういう広い部屋って、よく重要人物を泊める部屋として使われるんだよね…いいのかな?)』
そう思いながら、食べ終わったお盆をサイドテーブルに置いて床に足を下ろすとフカフカとした感覚が足の裏に伝わった。
『……すっご』
少しフラフラはするが立ち上がり部屋を探索するように歩き回っていると、窓の方からキィーっとおとがしたので、振り向くとそこには窓枠に腰を掛けた葛葉…さんが居た。
葛「……体調、もういいのかよ」
『……えっと、まぁ…少しは良くなりました、よ?』
葛「……ッスーーーーー、そうかよ」
葛葉さんはそれだけを言うと、黙ってしまった。
私も私で話すことがないので、また部屋の探索に戻ろうとするといきなり足の感覚が抜けて前の方へと倒れこんでしまった。
『(だ、だめだっ倒れちゃう…‼)』
衝撃に備えて目をギュッと閉じると腰に何かが回って引き寄せられた。
『(…え?なのが…おきた、の?)』
ゆっくり目を開けると少し焦った顔をした葛葉さんがこちらを見ていた。
その時、初めて葛葉さんに抱き寄せられたんだと分かった。
葛「おま…焦ったぁ…」
『えっと…あ、ありがとう、ござi「そんなフラフラなら起きて歩き回るなよ‼」』
そう言うと私を抱き上げてベットへと戻された。
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雪鈴(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!!裏の方では俺って言って欲しいなって欲望が出てしまった…直しておきます！ (2021年7月21日 21時) (
レス) id: de383840ec (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 設定がとても面白くて，一気に読んでしまいました！素敵な作品をありがとう御座います！後，細かくて失礼なのですが，甲斐田さんと弦月さんは一人称僕ですよ，，，！ (2021年7月21日 15時) (レス) id: 7988901400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年2月2日 12時
