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神に近しい魔力量…それって、かなり…やばいんじゃ…(汗)

三「俺達もまゆ君聞いた時、何かの間違いじゃないかって思ったんだよ
…だって、その子一般の女の子と変わらないじゃない??」

不「俺的には写真で初めて見た時、“この子はすごい子だな”って思ったよね」

そう言いながら不破さんは楽しそうに尻尾を揺らしながら私を見つめてニコッと笑った。

剣「…僕的には、この魔力量での“暴走”がないのが気がかりなんですけどね」

黛「まぁ……そうだよね。その事に関しては俺もまだ調べてる途中なんだよね」

魔力の暴走…そんなのが今後起きる可能性があるんだ…。

『(その時って…やっぱり、死んじゃうのかな…?)』

そう思うと背筋がゾッとした。
どんな風に死ぬのか予想がつかないからだ。
そんな私の考えが分かったのか、叶さんが頭を優しく撫でてくれた。

叶「でもさ、そんな膨大な魔力が有っても彼女の体は安定してる…
つまりさ、体に馴染んでるって事だよね?」

黛「まぁ…そうとも言えますね」

葛「だったら、なんも問題ねぇーじゃん」

葛葉さんがそう言うと伏見さんがクスッと笑みを浮かべて

伏「それが、問題だらけなんだよねぇ〜」

っと言った。
葛葉さんはその言葉にイラついたのか顔を顰めた。

葛「問題だらけって…何がっすか?」

伏「いやぁ…それは、“今は”言えないっすね…
これに関しては、オレもまだまだ調べてる途中だから、ね」

含みのある笑みを浮かべながら伏見さんを剣持さんが叩いた。

剣「ほんっとこの(ひと)がすみません‼帰ったらちゃんと叱っておきますので‼」

『あ…気にしてないので…大丈夫です』

正直、伏見さんは苦手だが……なんだろね、決して"嫌い"って訳ではない。

『とりあえず、気をつけた方がいいって事はありますか?黛さん』

黛「そうだね…体に異変があったら叶さん達に言うことかな?
君は、叶さん達に懐いてるみたいだし…それが一番かな?」

『……そう、ですね。私は、今の段階で叶さんと葛葉さん以外はあまり…話したくないし、触られるのも嫌ですから』

私がそう言うと両隣の二人が顔を反らしてしまった。
私が首を傾げてると不破さんがお腹を抱えて笑っていた。それを三枝さんが叩いている。

不「あっはっはっ‼おもしれぇ〜w」

三「こら、ふわっち‼笑っちゃダメだよ‼二人に失礼でしょ⁉」

不「いや…だってさぁ…はぁ〜おっかしぃ」

一通り笑ったのか目じりの涙を拭いながら不破さんは私に向き直った。

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作品ジャンル:恋愛
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雪鈴(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!!裏の方では俺って言って欲しいなって欲望が出てしまった…直しておきます! (2021年7月21日 21時) (レス) id: de383840ec (このIDを非表示/違反報告)
- 設定がとても面白くて,一気に読んでしまいました!素敵な作品をありがとう御座います!後,細かくて失礼なのですが,甲斐田さんと弦月さんは一人称僕ですよ,,,! (2021年7月21日 15時) (レス) id: 7988901400 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪鈴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/  
作成日時:2021年2月2日 12時

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