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……そして、もう一方の”メッシャーズ島”では、暗い部屋に一人の男性が椅子に座りながら画面を見ていた。
?「…この子が、“異界渡り”してきた子、か」
その人物が見ている画面には明らかに正当法では撮ってない写真が写っていた。
するとその後ろの暗闇から二人の男性がその椅子の男性に近づいてきた。
?「へぇ…意外とかわいい子だね‼」
?「この子が…あの二人のもとに…」
?「…そうだよ、明那と不破君」
“明那”と“不破”と呼ばれる二人はこの国の三王の二人で“三枝明那”と“不破湊”、そして画面を見ているのが最後の王の“黛灰”である。
三「ホントに見た目は普通の子だね…」
不「いやいや、アッキーナ?あんまり女の子を見た目で判断しちゃダメだよ?
だからこそ、まーゆが警戒してるんじゃん?ねぇ、まーゆ?」
不破は楽しそうに狼の尾を揺らしながら黛を見てた。
黛「……そうだね、まぁ、幸い二人はまだ気づいてないし、当の本人も気づいてない…
このままでも良いかもしれないけど、本人の為にもならないし…クロノアの二人に警告を促さないといけないしね」
黛はそう言いながら別の画面を見て少し眉を顰めた。
黛「可哀想にね…こっちに来たばかりに、厄介な能力を授かっちゃって」
その画面には何かの数値がグラフになって映っていた。
三「早く、会えると良いんだけど…」
黛「大丈夫だよ、きっと…会えるよ」
不「んふふ、あー…楽しみだなぁ」
三者三様の反応をしながらその日は過ぎていくのであった…。
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雪鈴(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!!裏の方では俺って言って欲しいなって欲望が出てしまった…直しておきます！ (2021年7月21日 21時) (
レス) id: de383840ec (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 設定がとても面白くて，一気に読んでしまいました！素敵な作品をありがとう御座います！後，細かくて失礼なのですが，甲斐田さんと弦月さんは一人称僕ですよ，，，！ (2021年7月21日 15時) (レス) id: 7988901400 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2021年2月2日 12時
