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公園のベンチに座ってグズグズと泣いていると誰かが近寄ってきた
?「お嬢さんは……確か、縁龍の看板娘だよな……?ここで何してんだ?」
その声は聞きなれた声だった
ゆっくりと頭を上げるとそこには天羽組の工藤さんが立っていた
『………………く、どう……さん』
工藤さんを見ると何故か安心して、更に涙が溢れ出た
工藤さんは私の涙を見ると少し目を丸くしてポケットから手ぬぐいを取り出し、涙を拭ってくれた
工藤「どうした、何か辛い事でもあったのか?」
『うっ…………うぅ…………』
嗚咽が止まらず、ずっと泣いていると工藤さんは何処かへと電話をして、私の肩へそっと優しく手を置いた
工藤「ここじゃ冷えちまう……一旦うちの事務所へ行こう……そこなら、ゆっくり聞けるからな」
私はその言葉に頷き、工藤さんと共に歩みを進めて天羽組へと向かった
十三・五話 一番君に会いたかった ー 語り手 一条康明 ー→←・
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ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか? (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください! (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか?とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪鈴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時:2022年6月26日 11時