☆ 十一話 男前(?)な人 ページ36
黒焉街の外れにある大きな公園
今日はここで"KOKUENマーケット"が開かれており我らが創作菓子屋縁龍も出店しているのだ
女児1「おあかさん!!おかしうってるよー!」
母親a「あら、本当ね」
『いらっしゃいませ!!どれも美味しいお菓子ですよ〜』
今日はメルヘンチックにマカロンやメレンゲクッキーなどを揃えた
そして今は私が店番をしている
女児1「おあかさん、わたし、このおかしほしい!!」
母親a「美味しそうね…すみません、このクッキーとマカロンを一袋ずつ頂けるかしら?」
『ありがとうございます、二つで600円になります!』
子供連れも多いからなかなかの売上だ
そうしていると人混みの中に見慣れたオレンジ髪の人が薄い茶髪の人を連れて歩いてるのを見つけた
『あれ?テツ君じゃん!!お久しぶり〜』
久我「え、A!?なんでお前がここにいるんだよ!!」
そう、昔馴染みのテツ君だ
まぁ黒焉街だから会えるかなーって思ってたけど本当に会えるとは嬉しいものだ
『見て分からない?ここのマーケットに出店させてもらってるのよ』
久我「そうだったのか…ん、今日も美味そうなのが並んでるな……可愛いやつばっかだけど」
『なにー?文句あるの??』
私がそう言うと「別にねーよ」と言い少し乱暴に私の頭を撫でてくれた
昔に戻れたみたいで嬉しくて私は笑った
?「あの〜…久我の兄貴、その可愛らしい女性は……?」
すっかりと舎弟さんの事を忘れていた
声のする方を見ると優しそうな顔だがなんだか頼りない感じの男性が立っていた
久我「あー……こいつは俺の昔馴染みでAって言うんだ」
佐古「Aさん……とても素敵なお名前ですね
俺の名前は佐古大和、どうぞ覚えて下さると助かります」
キランっと効果音が付きそうなキメ顔をしながら佐古さんは手を出してきた
特に断る理由もないので私は握手をした
『初めまして佐古さん、華実屋Aと言います
貴方の兄貴分の昔馴染みです、仲良くして下さい』
佐古「は……はい、よろしくお願いします」
私が笑顔で挨拶をすると佐古さんは頬を赤くしながら真っ直ぐと私を見てきた
テツ君はそれに気付いたのか佐古さんの頭を軽く小突いた
そして、私から離すように首に腕を回して自分の方に引っ張った
久我「佐古ぉ……分かってるよなぁ?こいつに手ぇ出したら許さねぇかんな?」
佐古「わ、わかってますよぉ〜久我の兄貴!!出すわけないじゃないですか〜」
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ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (
レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか？ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください！ (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか？とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年6月26日 11時
