四話 お得意様は優しい人 ページ12
縁龍は来れないお客さんの為に配達サービスもしている
店主「それじゃ、Aちゃんこれを頼めるかい?」
『分かりました、配達行ってきます!!』
店主「くれぐれも、お客様に失礼のないようにな…まぁ、Aちゃんなら心配はないがねぇ…はい、これが地図だよ」
今日は、お得意様の所へ配達に行く事になった
いつもなら綺麗な奥様が買いに来るのだが忙しいらしく、急遽配達をすることになったのだ
持たされたのは一つの木箱
今日はお煎餅を朝から焼いたのでそれを持っていくのだ
『よーし、今日も元気よく行こう!』
私はその木箱を自転車のカゴに入れて配達先へと向かった
地図と少し睨めっこしながら着いた先は一つの大きな屋敷だった
『ここ、で…合ってるよね?』
私は近くに自転車を止めて、扉に近づいたがチャイムが無い事に気付いて門を叩くことしにた
"ドンドン"
『こんにちはー、創作菓子店縁龍でーす…お届け物をお持ちしました〜』
そうして、暫くすると門がゆっくりと開いて中からピンクの髪色をした優しそうな青年が現れた
?「おまたせしてすみません!えっと…お届け物とは?」
『あ、えっとですね……天羽桂司様は居られますでしょうか?お届け物の煎餅の詰め合わせです』
?「え、親父にですか…?」
青年はそう言うと首を傾げた
……あれ?来るところ間違えたかな??
『えっと……この地図は此処で間違いないですよね?』
私が持っている地図を見せると青年は「間違いないですね」と言った
そうしていると青年の後ろからこれまた強面の人が歩いてきた
?「どうした速水、お客か?」
速水「あ、阿久津のカシラ!はい、天羽の親父にお届け物だって…」
速水と呼ばれた青年はそう言いながら私の前から横にズレて阿久津と呼ばれる人が私の前に立った
阿久津「お嬢さん、もしかして縁龍の看板娘さんかい?」
『看板娘…そう言われると恥ずかしいですけど、はい、縁龍で働かせてもらってます』
阿久津「そうか……それじゃ、中に入りな。親父の所まで案内をしよう」
『あ、ありがとうございます』
そうして、中に入るとシンプルながらも綺麗な空間が広がっていた
阿久津「さ、親父はこっちにいる…着いてきてくれ」
『わかりました…』
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ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (
レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか？ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください！ (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか？とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年6月26日 11時
