片思い(裏) (ページ32)

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思考ページ32

昨日の夜何がったかを説明した

桃「はぁ…それは…おん…俺はどうしてもさ、淳太の気持ちがわかってしまうというか…」
紫「それは立場的な？」
桃「おん。流星とお付き合いしてない状態でそんな事されたら…殴る」
紫「そうやんな…」

やっぱり俺がダメダメすぎるわ…

ピンポーン

またインターホンがなる
誰やろか？

桃「あ！流星！」
紫「はぁ？」

俺より先にロックを解除しに行ってしまった

桃「流星も呼んでん！」
紫「俺ん家は集会所やないって…」
桃「俺らで応援するって決めたんやもん」

すぐに玄関ドアの開く音がする

桃「流星！こっち！」
青「へ！？ちょっ！望！」
桃「へ？あ！ちょっ！何！？」

俺らが寝室で話していると
流星が怒りながらのんすけを部屋から引っ張り出した

青「いくら濵ちゃんでも寝室に他の人と入るとかやめてや！」
桃「え？濵ちゃんやで？」
青「それでもやんけ！何があるか分からへんやんけ！」
桃「嫉妬？」
青「当たり前やん！奥さんが他の人の寝室に居るとか誰でも嫌やろ！」
桃「りゅうかわいい！」
青「ちょっぃ！俺今怒ってるの！」

目の前でいちゃつき出した
新婚を帰らすことは出来ひんのやろうか…

青「てか！濵ちゃんもそう簡単に寝室に連れ込むなや！」
紫「俺は二度寝したかったのに押し掛けてきたんは2人やん…」
桃「ほら！ちゃんと話しよ！」
青「とにかくリビング行くで」

先に行ってしまった2人
ぼーっとベッドに倒れ込む

昨日淳太はスイッチの入った俺に押し倒されて
どう思ったんやろうか…
拒否したってことは
嫌とか気持ち悪いとか…マイナスに思ったよなぁ…

青「濵ちゃん！ほら！早く！」
紫「んー」

仕方ない
同じチームメイトとしてだけでも
そばにいれる方法を考えないとな…

桃「このメモ…」

リビングへ行くと淳太の置き手紙をのんすけが読んでた

青「淳太の文字やない？」
紫「朝起きたらあってん」
桃「なんか怒りとか悲しい感じ出てない？」
紫「そうか？急いでる感じはあるけど…」
桃「淳太怒ってるんかと思っててんけど…」
青「その後淳太とは連絡ついたん？」
紫「俺からの連絡とか嫌やろ？しかも照史のところ行ってるみたいやしー」
桃「濵ちゃんはさ、照史に取られるの平気なんはなんでなん？」
紫「平気？」
青「俺は望が濵ちゃんへ相談行ってたのも結構妬いてたなぁ」
紫「それは…」
桃「見たくない！とか思わへんの？」
紫「…適わへんねんもん…」
青「なんでさ」