酒の会話 ページ23
紫「なら今日は俺ん家まで来てくれるん?」
黄「前も行ったけどお泊まりセットもないもん」
橙「それ俺ん家泊まらん時の言い訳やなかってんやー」
赤「え!お泊まりするなら俺も行く!」
橙「お前は要らんわ!」
照史の家には泊まってるんや…
よし!昨日に続きやけ酒や!
紫「まぁ照史も居るし呑むか!」
赤「そうや!呑め!」
橙「今の時代そういうのあかんねんでー」
赤「ならドラマ班の奴らにも言うてくれ!」
みんなご飯に夢中でお酒も進んでいる中
淳太が「御手洗ー」なんてご機嫌に部屋を出る
橙「崇裕、そこ座り!」
紫「え?あ、うん」
ドリンクを持って移動をすると
シゲちゃんも照史の隣に座る
橙「ちゃんと話せよ?」
紫「え?…あ!いや!無理やで!」
赤「今日キメんでも少しは蟠り除いてや」
紫「あぁ…うん」
そうやな仕事に持ち越さへん様にせんと
淳太が戻ってくると少し不思議そうな顔して隣に座った
紫「淳太」
黄「ん?あ、そろそろお水いるんやない?」
紫「うん…ほしい」
照史がずっこけそうになったけど
仕方ないやん!
紫「淳太」
黄「ん?あ、こっちの食べた?美味しいで?」
紫「うん…ほしい」
気の利くええやつや!やっぱり可愛いなぁ…
そうやなくて!ちゃんと話さないと…
紫「淳太」
黄「ん?なんか欲しいのあった?」
紫「そうやなくて…この間はごめん」
黄「え?な、なんの事?」
紫「俺も言い方キツかったし…淳太が謝ってくれたのに適当な返事してもうたから」
黄「あぁ…照史に怒られたんやろ?ええよ。俺は気にせんから」
紫「気にしてや」
黄「なんでよー。知らんぷりして元に戻った方が楽やろ?」
紫「淳太との間に変な蟠り置いときたくない」
黄「…そうやな…じゃぁおあいこ様ってことで」
紫「うん…」
これで一応解決?
なら1歩踏み込んで俺が嫌いなのかをハッキリさせたい
紫「でさ家にこうへん?ってのはほんまやねん」
黄「え…な、なんでそんなに誘うんよ」
紫「いや…そんな深い理由はないねんけど…そんなに嫌か?」
黄「嫌やいよ…ただ行く意味ある?ってだけの話」
紫「のんびり呑めるし酔っても寝れるやん?」
黄「あ…そ、そうやね!」
適当な言い訳に納得してくれたらしい
俺が家に誘った事にシゲちゃんが目をキラキラさせている
そんなに喜ばしいことなんやろうか?
照史は苦笑いしてるけどな
ても俺からしたらそんな否定的やなく
話してくれるだけでええんかもしれへんな…
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作者名:あい | 作成日時:2022年9月4日 21時