片思い(裏) (ページ18)

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盗聴ページ18

赤「はぁ！？誰！？誰に恋しててん！？」
黄「ちょっ！声大きいねん！」

少し離れた所から大きな声で聞こえてきた
シゲちゃんと淳太の会話に全員の視線が集まる

緑「え！？誰に！？」
桃「おじじも春なん！？」
青「両思い！？」
黄「違うわ！失恋したって話」
橙「失恋やないやろー」
黄「照史には後で話すから。もーみんなうるさいねん！」

照史は何か知っているのか苦笑いしてる
てか淳太の恋愛事情を照史は知ってるんや…
俺にそういう相談してきたこと無かったなぁ
内心では寂しいし
やっぱり淳太にとって俺の存在はそんなに大きくなくて
相方である照史の存在の大きさに悲しくなってきた

でも撮影やから！なんとか笑顔を作り
撮影をしてすぐにOKが出た

照史のことを疑っている訳では無いねんけど
照史は俺が片思いと分かっていながら
俺の事を止めなかったんかなぁ？
言ってくれてよかったやん…

にこやかに照史と話しているのを見ると
俺だけが置いていかれている気分になってきた
そそくさと帰る準備をしている淳太の所へいく

紫「なぁ、淳太」
黄「ん？」
紫「最近さ照史の家よく行ってない？」
黄「そうか？いや、なんで？」
紫「いや…そう思っただけで…」

俺は何を言いたんやろ？
照史と俺どっちが好きか、
大きな存在かなんて分かっていたことやのに

不思議そうに俺を見てくるけど
俺も何を言いたいのかよく分からへんようになってもうた…
会話の途切れたそのタイミングでのんすけと流星から呼ばれる

桃「濵ちゃん！早くー！」
青「腹減りすぎてやばいから！早くしてー」
紫「あ、おん！行くわー！」

緑「ほな俺帰るなー」
紫「ちょっ！神ちゃん！一緒に行こ！」

何俺を置いていこうとしてるねん！
急いで神ちゃんを確保して一緒に
望たちの後ろを歩く

桃「何食べるー？」
青「なんでもええよー」
桃「っ！セクハラや！」
青「ええやんか！減るもんやないやろ！」

前を歩くふたりはイチャイチャしてる…

緑「流星最近ずっとのんちゃんのお尻触ってない？」
青「望のおしりのさわり心地が最近良くなっててなぁ」
桃「太ったってこと？」
青「いや、メス化してるんやない？」
桃「アホ！するわけないやろが！」

緑「あかんわ、バカップルについて行かれへん」
紫「俺はもう置いていかれてる」

こうなると分かっていたから
やっぱり神ちゃんを巻き込んで正解やったわ…

緑「まぁ、濵ちゃんと話したかったし巻き込まれたけど許したる」