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しかし、安心はしていられない__闘いはまだ続いているのだ。
それでいても、ホグワーツ側の方がもはや優勢だった。
少し離れた所でヤックスリーがジョージとリー・ジョーダンに床に打ちのめされるのが見えた。
ワルデン・マクネアはハグリッドに取って投げられて部屋の反対側の石壁にぶつかって気絶してズルズルと壁を滑り落ちて床に伸びた。
ロンとネビルは狼人間のフェンリール・グレイバックを倒し、アバーフォース・ダンブルドアはルックウッドを失神させ、アーサー氏とパーシーは魔法大臣のパイアス・シックネスを床に打ち倒していた。
そして離れた所で、モリーとベラトリックスが闘うのが見えた。
「お前なんかに、二度と、私の子ども達に手を、触れさせて、なるものか！！！！」
ベラトリックスは声を上げて笑った。
しかし、ベラトリックスのその笑いは一瞬で凍り付いたのだ__モリーの呪いがベラトリックスの伸ばした片腕の下をかいくぐって踊り上がり胸の心臓の真上を直撃した。
ほんの一瞬だけベラトリックスは何が起こったのかを認識して次の瞬間にはばったりと倒れた。
それを見たヴォルデモートが再び怒りを露わにしたのを感じ、Aは瞬時に動いた。
先程と同じ__風を切るような感覚__その素早い腕振りでモリーに�狃發亮�文�瓩鮠Г┐燭里汎瓜�に、Aが放ったのとは別の�狃發亮�文�瓩�大広間の真ん中に広がった。
Aの目の前に、�狷�明マント�瓩鮹Δ�捨てたハリーが姿を現した。
衝撃の叫びや歓声があちらこちらから聞こえてきた。
「ハリー！」
「ハリーは生きている！」
しかしそれは瞬時に止んだ。ヴォルデモートとハリーは睨み合い同時に互いに距離を保って円を描いたのだ__そして動き出したのを見て見守る人々は恐れて周囲は静まり返った。
「誰も手を出さないでくれ」
水を打ったような静かな空間に、ハリーの声が響いた。
「僕でなければならないんだ」
そう告げるハリーに対してヴォルデモートは赤い眼を見開いた。
「ポッターは本気ではない。ポッターのやり方はそうではあるまい？今日は誰を盾にするつもりだポッター？」
「誰でもない___分魂箱はもうない。残っているのはお前と僕だけだ。一方が生きる限り他方は生きられぬ。2人の内どちらかが永遠に去る事になる」
ハリーの言葉にヴォルデモートは嘲笑うかのように囁いた。
「どちらかがだと？」
その声はまだ、自分の勝利を疑っていない声色だった。
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ひまわり。(プロフ) - べべべーべさん» コメントありがとうございます✨完結させてから時間が経っていますがそう言っていただけてとても嬉しいです😌 (2月25日 10時) (
レス) @page28 id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
べべべーべ(プロフ) - 素晴らしい作品をありがとうございます。最後のスネイプ先生とのシーンは涙が止まりませんでした。とても素敵な解釈だと思います。各章で深く愛を感じる作品でした。この作品に出会えたことを嬉しく思います。 (2月22日 2時) (レス) @page28 id: 49ba69b450 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - いろかさん» コメントありがとうございます！そう感じていただけてとても嬉しいです😊✨ (9月8日 21時) (レス) id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
いろか(プロフ) - 本当に素晴らしい作品で涙が止まりませんでした。原作好きとしてこの作品に出会えたことに感謝します。 (9月6日 0時) (レス) @page28 id: 9be3bd5b20 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - ひよさん» コメントありがとうございます！完結させてもう大分経つのにこうやって読んでいただけてとても嬉しいです☺ (2023年2月25日 17時) (レス) id: 0e882bf437 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年10月25日 15時
