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ハリーが反ヴォルデモート派の旗頭としてホグワーツ入りをしたと思って詰め寄っていた生徒達も、それを否定する為に反論していたハリーも、ハリーを宥めようとしていたロンもハーマイオニーも___みんながこちらを見た。
「ハリー、何もかも、1人でやる必要はないわ。ダンブルドアが遺した�犹纏��瓩鬚垢覦戮北瓩辰討�たのでしょう？そしてもう、時間はあまりない___別に、全てを私達に言う必要はないわ。でも、少しくらいは手助けになれるはずよ」
Aの言葉に、ハリーの瞳が動揺で揺れたのが解った。それでもAが、しっかりとハリーの瞳を見続けると、彼は小さく「解った」と告げた。
「実は、ある物を探している。それは、例のあの人を打倒する助けになる物だ。ホグワーツのどこにあるのかは分らない___レイブンクローに属する何かだ」
こう言った後ハリーは一同に向かって「誰かそういう物の話を聞いた事はない？」と問いかけた。
ハリーが期待を寄せたのはレイブンクロー生だった。
A、パドマ、マイケル、テリーにチョウ___しかしハリーの問いかけに応えたのは何とルーナだった。
「失われた髪飾りがあるわ。レイブンクローの失われた髪飾り」
___あの�爛謄�アラ�瓩魯譽ぅ屮鵐�ローの物だったんだ。
�猜�霊箱�瓩箸覆辰討靴泙辰伸爛謄�アラ�瓩�何処に存在しているかを知っているAは自分以外のレイブンクロー生が話すのを聞きながら、一刻も早くこの部屋からハリー達以外の生徒がここを出ていく必要があると感じた。
あの�爛謄�アラ�瓩榔�す事を�猊�要�瓩箸靴浸�のこの部屋に隠されて居るのだ___ここに、避難場所を�猊�要�瓩箸靴神古銘�が居続ければ、ハリーはいつまで経ってもそれを手にする事は出来ないのだ。
Aがどうしたものか、と考え込んでしまっている間に__ハリーはルーナの案内の元、レイブンクローの寮へと向かう事になった。
透明マントを被って部屋から消えてしまった2人を見送り___ハリーの様に遠く離れたヴォルデモートの行動を知る術のないAは、１つだけ、自分にも�牋猫畭Δ旅堝阿鮹気觸僂�あったでは無いかと思い至った。
すぐ側にいる人物に対して行った事はあったが__同じ敷地内の何処に居るか解らない人物に対してそれを使うのは初めてだった。
嗅覚、聴覚___自分の優れた感覚を集中させ、何処に居るか解らないカロー兄妹を探る為にAは静かに目を閉じた。
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年10月3日 21時
