2話 ページ2
先輩から火薬の入ったツボを受け取り、火薬庫から出る。
「おぉ、A!」
「三木ヱ門!…とゆりこ!」
壺で前が見えないから、横を向いて話す。
「ユリコちゃんは今日もかわいいだろ〜」
あー…めんどくさいやつに捕まった。
三木ヱ門のせいで私は会計委員会に入れなかったんだぞぉおおおっ!!!
潮江先輩とほぼ毎日会えるなんて羨ましすぎる。
池で寝るのは遠慮したいけど。
なんて三木ヱ門に言ってもしょうがないから黙っておこう。
「ところで、左門を見なかったか?」
左門というと、あの決断力のある方向音痴の?
「そうだ。これから委員会だというのに早くしないと潮江文次郎会計委員長に怒られてしまう……ってなに笑ってんだ?」
三木ヱ門が怪訝な顔をする。
「あ…いや」
潮江先輩が起こっている姿を想像していたなんて言えるわけない。
「まあ見かけたら連れてくよ」
「助かる。じゃあな」
またユリコちゃんに話しかけながら歩いて行った。
左門を見つけようと思ったら1日かけても見つからないだろうなぁ…
探してるうちに自分が迷子になりそうだ。
…で、どこにこの火薬持っていけばいいんだっけ。
やばい。聞いてなかった。
私どこに向かおうとしてたんだ!?
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ユリリン(プロフ) - お久しぶりです。お元気でしたか。更新再開されたんですね。応援します。主人公と潮江先輩との恋の進展が気になります。更新がんばってください!続き待っています。 (2020年2月18日 15時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
如月(プロフ) - とても面白いです(*´∀`)更新頑張って下さい!(*`・ω・)ゞ (2019年12月11日 21時) (レス) id: c3b538f516 (このIDを非表示/違反報告)
紫癸(プロフ) - 続きが気になります!主人公ちゃん可愛い!!更新頑張ってください!応援してます!! (2019年9月29日 23時) (レス) id: 01ec9b707a (このIDを非表示/違反報告)
ユリリン - 面白い話になりそうですね。また続きが読みたいです。更新がんばってください。応援します。潮江先輩と主人公が仲良くなるのが楽しみです。 (2019年7月9日 12時) (レス) id: 4f0d699f1e (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - ユリリンさん» コメントありがとうござます!返事が遅くなってしまい申し訳ないです。素敵なご意見ありがとうござます!!その案使わせていただきますm(_ _)m素敵なご意見ありがとうございました! (2019年7月6日 23時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーり | 作成日時:2019年4月15日 23時