鬱先生 ページ29
kn side
お昼時。
いつものように食堂の扉を開ける。
kn「おつかr…」
『あ、お疲れ様です。』
ut「おー、シッマ。久しぶり〜」
大先生がひらひらと手を振る。
kn「え！？お前こんなとこでなにしてんの」
ut「いやぁ、ちょっとこっちに用があってな。2、3日世話んなるで」
kn「ほーん？てかなら挨拶しに来いよ。ﾌﾝ。」
ut「まぁまぁ、とりあえず昼飯やろ？座れよ」
そう促されて気づく。
いつも座ってた場所がふさがれていることに。
一瞬なにか考えて、Aの左隣に座った。
ut「…随分と仲良くなったみたいやな。」
kn「おー？おー…まぁ、一応夫婦やし？」
「失礼します。」
食堂の扉が開かれて、今日の昼食が運ばれる。
ut「おー、うまそ。いただきまーす。」
kn「いただきます」
『いただきます。』
一斉に昼食を食べ始める。
ut「そういやシャオロンにも婚約者候補がおんねんけどさ」
kn「はぇー。知らんかった。」
ut「めっちゃおもろいで。あいつ一途やからさぁ、もうその子しか目にないねん」
『…それなのに、婚約者“候補”なんですか…？』
ut「そう！そうなんよ〜。
あいつ変に純粋というか、真面目というか…
婚約者にしたらそりゃ意中の相手は手に入るけど、恋を無理強いしてるようで嫌なんやって。
まぁつまりは、両想いで結婚したいって思ってるっちゅうわけやな。」
kn「あー、あいつらしいな。」
悩むシャオロンの顔が頭に浮かぶ。
ut「対する俺は全然いい女見つからんでさぁ、シャオロンの背中押して帰ってきたついでに
こっちで誰かお持ち帰りしよかなぁって♡」
『そうなんですか？』
kn「そりゃこいつw今まで女関係ろくなことねぇもんw」
ut「おまっ、Aさんの前でなんてこと言うんや！？
いやまじ誤解なんですーー！俺こいつよりよっぽど女心わかるし気も使えるしお手ごろだし全然イイ男なんですー！」
『え、あ、はぁ…』
ut「ﾊｯせや。Aさん、どう？こんなんほっといて、これから俺と西で暮らさへん？」
大先生はそう言って、Aの手を取りお決まりのキメ顔で微笑んだ。
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イデア(プロフ) - めさん» な、なんだってーー！！？(((すいません初コメにテンションが上がってしまいました、ありがとうございます…！！励みになります！ (2022年8月21日 0時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
め - この作品ほんと大好きです (2022年8月21日 0時) (レス) @page47 id: b02816ae41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2022年6月19日 0時
