昼飯 ページ25
kn side
翌日。
執務室で仕事をしていると、小さく扉を叩く音がした。
kn「…どうぞ。」
『お疲れ様です、』
Aが様子を伺うように扉から顔を覗かせた。
kn「おぉ。どした。中入り？ﾌﾝ」
『失礼します、お仕事中すいません。
昼食のことで少し、どこで何を召し上がるのかなと…』
そういえば、昨日昼食を一緒に食べるとだけ話して何も詳しいことは言ってなかった。
というか考えてなかった。←
kn「あー、そうやなぁ…、食堂で料理長が作ってくれたもん…食べよか？」
『わかりました。では私はこれで…』
kn「お？なんか用事？」
『いえ、？』
kn「ほいたらちょっとそこ座って待っとったらええやん。
俺ももうこれ終わるし。」
そう言うとAは、少し立ち止まって、目の前のソファーに腰掛けた。
数分もかからない、短い間だった。
最後の書類にサインをして、席を立つ。
kn「ほな行こか。」
『はい。』
一緒に執務室を出る。
kn「…今日はなにしてたん？」
『今日ですか？今日は…ここに納められた物品を各州に分配する書類の作成をしてました。』
kn「そういやなんか手伝ってくれとるって言っとったなぁ…、ありがとう。」
『いえ、陛下は今日1日なにを？』
kn「俺は朝起きてー、コーヒー飲んで、飯食って、ちょっと散歩して、オスマンからもらった書類やっとった。」
『…期日までに終わりそうなんですか？』
kn「やる気の波が来んの待ってんねん」
そんなことを話しながら、食堂に着いた。
扉を開けてはいる。
kn「好きなとこ座ってええよ。俺ちょっと厨房覗いてくるから。」
『あ、はい。』
kn「あ。嫌いな食べ物とかある？」
『いえ、特には。』
食堂を出て、厨房の扉を叩く。
kn「おーおつかれさん。2人分頼むわ」
「承知しました！少々お待ちください」
2人分の昼食を頼んで、食堂に戻った。
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イデア(プロフ) - めさん» な、なんだってーー！！？(((すいません初コメにテンションが上がってしまいました、ありがとうございます…！！励みになります！ (2022年8月21日 0時) (
レス) id: 8186d383a3 (このIDを非表示/違反報告)
め - この作品ほんと大好きです (2022年8月21日 0時) (レス) @page47 id: b02816ae41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イデア | 作成日時：2022年6月19日 0時
