四十一話、神様は私の事が嫌いだ ページ42
会議室から出て、ひたすら廊下を走り続ける。
運良く今は、誰ともすれ違っていない。
もう、夕方だからかな?
なら、人がいないうちに部屋に行こう。
部屋に着くまでもうちょっとだ…
急ごう。
そう思い、少し走るスピードを上げた。
今私の顔はひどいだろう。
だから、誰かに見られないうちに…
特に
スモーカーさんには……!!
スモーカーさんに出会わないことを必死で願う。
お願い!!
今はっ…今は本当にダメ…!
心に重く押しかかっているこの気持ちをすぐに吐き出してしまいそうだから…
Gー5の事だって…聞きたい事がたくさんある…
でも、今はダメ…
走りすぎて呼吸が乱れてきた。
でも、止めたらダメ。
早く、早く行こう。
重りがついたように重たい足を頑張って走らせた。
そして、角に差し掛かった。
角を曲がろうとした時。
ドンッ!
「うわっ!」
誰かにぶつかった。
私は、結構なスピードで走っていたため、ぶつかる力が強く、跳ね返って尻餅をついてしまった。
「えっと、すいませっ…」
急いで謝ろうと顔をあげた。
するとそこにいたのは…
あぁ
神様は、本当に意地悪ですね。
今一番出会いたくなかった。
スモーカー「…なんだ…?
…ん?Aじゃねぇか…。
すまねぇ、大丈夫か?」
スモーカーさんだった。
スモーカーさんはすぐに私に手を差し出した。
私は、取らないのも失礼だと思い。
ゆっくり手を握って、立ち上がった。
ダメ、もうダメだ。
早く…早く行かなくちゃ…!
一刻も早くこの状況を抜け出さないといけない。
だから、もう行こうかと思った時。
スモーカーさんの後ろから、一人ひょこっと出てきた。
スモーカーさんは体大きいから細い人なら十分に隠れられる。
そう、いたのは
たしぎ「…あっ、Aさん!」
たしぎちゃん。
何でかなぁ…?
ほんと…神様、私のこと嫌いだね。
_________大嫌いなの?
私は、出てきたたしぎちゃんをじっと見つめてしまった。
するとたしぎちゃんは、目をパチパチさせて、え?という顔をする。
可愛いなぁ
素直に思う。
たしぎ「えっと……私の顔に何かついてますか…?」
少し困り君に私にたずねる。
「…あっ、ごめん……」
すかさず顔をそらす。
そして、下を向いた。
やばい…
また泣きそう…
たしぎちゃんに比べて、今の私の顔…本当に
ブサイクだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ちゃんこ鍋8号(プロフ) - 35kgとか昔流行ったヒドインかよ (2019年1月31日 20時) (
レス) id: d372c1ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ニルバーナ - 身長159�僂蚤僚�35�圓呂気垢�に痩せすぎ (2018年10月27日 23時) (レス) id: 4ccc04c8ab (このIDを非表示/違反報告)
ありりん1日頑張ります - 今日もドンペリさんのお話みて (2014年3月28日 7時) (レス) id: a85be43c48 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - めっちゃ面白いです!!この話を見て泣きました スモーカーさん大好きです これからも頑張ってください！！応援してます (2013年8月27日 4時) (レス) id: 2f65761ec5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドンペリ | 作成日時：2013年2月20日 7時
