俺の彼女が可愛すぎる件について。【松田陣平】

○21 sideコナン ページ22

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｢これからお二人でお出かけですか？｣


｢ええ。この喫茶店に晩ご飯を食べにね。
毛利さんたちもこれからどこかに出かけるの？｣


｢はい。父とコナンくんと三人で｣


｢コナンくん⋯？｣




蘭の言葉にA先生が首を傾げる。

あ、そういえばコナンになってから先生に会うのは初めてだっけ。






｢初めましてお姉さん。僕、江戸川コナン｣



先生を見上げ、そう言えば彼女は俺の目線に合わせるように
しゃがみ込み、優しく微笑んだ。





｢初めましてコナンくんくん。
私はAAです。よろしくね｣


｢うん！｣




やべぇ⋯やっぱ綺麗だなこの人。



自分でも頬が赤くなっていることを自覚しながら
彼女に微笑んでいると、なんかまたすげぇ殺気が⋯




恐る恐る顔を上げると、松田刑事が俺を真顔で見ていた。


こ、怖ぇ⋯。






｢じゃあ、私たちはこれで｣


｢はい。また学校で｣



俺たちに頭を下げると
先生と松田刑事はポアロに入って行った。









｢はぁ⋯やっぱりお似合いねあの二人｣


そんな二人を目で追い、キラキラと目を輝かせる蘭。





｢そ、そうだね⋯｣



確かに美男美女でお似合いだけど

子ども相手に嫉妬すんなよな⋯。




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