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その時は特に記念日に行くということに対して
何も思っていなかったけど
問題はその次の日。
「あんた…それ絶対する気満々でしょ」
「何を?」
「エ〇チ」
「っ、な、なに言ってっ…!」
春ちゃんに記念日のことを話したら
とんでもない回答が返ってきたのだ。
「考えてみなさいよ。記念日にホテルよ?
することなんて1つしかないじゃない」
「へ、変なこと言わないでよ…!」
「変なことってなに?
今どき普通でしょ」
え…そ、そうなの?
それが普通なの?
自分が恋愛に疎かったせいで
普通が全く分からない。
そんなこと…考えたことなかった。
そ、そりゃあ廉くんとは毎日キスもしてるし
たまに…大人のキスもするけど…
えー…。
「わ、私どうしたらいいの…?」
「どうしたもこうしたも
向こうに任せたらいいんじゃない?」
「ま、任せたらって…」
「まあ、こんな可愛い彼女ができたら
あたしならその日にでも喰っちゃうわね。
よく我慢した方なんじゃないの?」
が、我慢って…廉くんは我慢、してるのかな…?
分からないよ…。
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作者名:なっちゃん | 作成日時:2020年8月14日 21時