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*後悔。 ページ4

.

その途端、ニヤリとした笑みを浮かべて近づいてきた男の人。


「‥‥っ」


とにかく目を合わせないでおこうと、膝の上に乗っている手をギュッと握りしめて私は俯いた。


大丈夫、大丈夫。


私に近づいてこようとしているとは限らない。


もしかしたら、私の後ろの人に声をかけようとしたのかもしれない。


私じゃない。絶対大丈夫。



「ねぇ、君」


‥‥っ


でも、そんな思いは呆気なく散ってしまった。



「今ヒマ?よかったら俺と出かけない?」


そう言うと男の人は馴れ馴れしく肩を組んできた。


どうしよう‥‥。


怖い‥‥っ。


「ご、ごめんなさい。‥‥このあと予定があるので‥‥」


本当は予定なんてないけど、こうでも言わないと諦めてくれなさそうだし‥‥。


「予定って何?俺、車で送っていこうか?」


「‥‥い、いえ。大丈夫です」



この人しつこいよ‥‥。


とにかく早くお店を出よう。


軽く頭を下げて、出口に向かって足を進めた。


だけど‥‥


「待ってよ」


「‥‥っ」



腕を掴まれて、距離が一気に近くなる。


嫌だ‥‥っ。怖いよ‥‥。



「せめて連絡先でも教えてよ」



何でこうなっちゃったんだろう‥‥。


こんなことになるなら一人でゆっくりしてないで、早くお店を出れば良かった。


今になって後悔が押し寄せる。


どうすればいいの‥‥?



強く掴まれた腕が痛い。


「‥‥っ」



視界が自分の涙でボヤける。


もう、嫌だ‥‥っ。


お父さんの言う通りだ。


都会の男の人は怖い。


こんな風になるんだったら、東京なんて来なければ良かった‥‥。



涙が溢れて零れそうになった、そんな時だった。





「何してるん?」



男の人にしては少し高めの綺麗な声がカフェテリアに響いた。

*運命の恋は突然に。→←*お父さんの言葉。



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なっちゃん(プロフ) - まるみかんさん» まるみかんさんありがとうございます(^ ^)そう言っていただけて凄く有り難いです (9月3日 10時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
まるみかん(プロフ) - お母様が無事でなによりです!無理をなさらないでくださいね (9月3日 1時) (レス) id: dddf8fee01 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - ななみさん» ななみさん嬉しいお言葉ありがとうございます(^^)ゆっくり休みたいと思います。 (9月2日 23時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
なっちゃん(プロフ) - みさん» みさんありがとうございます。ご心配おかけしました( ; ; ) (9月2日 23時) (レス) id: 41899e9978 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 退院おめでとうございます。まずは家族皆様無理をせずに、ゆっくり月単位で生活リズムを作っていってくださいね。 (9月2日 22時) (レス) id: 6b92244ddf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっちゃん | 作成日時:2019年7月15日 0時

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