7話 ページ8
『うーん、ちょっと早く着きすぎたかな…』
おはようございます。
只今AM9:30。
ポアロ前に10時集合だったから、まだ少し時間がある。
ま、零のことだしあいつも早く来るだろう。
そう思って大人しくポアロの前で待つ。
結局私と女子高生組は零のRX-7、子供たちは阿笠博士のビートルに乗ることになった。
まだ会ったことのない少年探偵団の１人、“あいちゃん”は今回不参加だそう。残念。
あぁそうだ、子供たちといえば…夜動く時にあの子に見つからないよう注意しないといけないな…
そこまで考えた時だった。
｢あれ、Aお姉さん！おはよう！｣
『わあ！？』
いきなり下から声がして思わず大きな声を出してしまった。
今のは仕方ない、だってちょうど彼のことを考えていたのだ。
『おはよう、コナンくん』
｢早いね、中で待つ？｣
『ううん。もうそろそろだし大丈夫よ』
パーフェクトなお姉さんスマイルで笑いかける。
彼…コナンくんは、｢そっか｣と言ってそのまま私の隣に並んだ。
なんだこの子、暇なのか…？
ちなみに私、あんまりこの子のこと好きじゃない。
いや、子供が嫌いなわけじゃないんだけど…なんだろうね？
なんかこの子、猫被ってる感が否めないというか、子供らしさが嘘くさいというか…
まるで大人びた子役の演技を見てる気分だ。
それに、なにか怪しいことがあった時の彼の目。
あのねぇ……あれめっっっちゃ怖いよまじで…
可愛らしい丸い瞳が急に全てを見透かしているように見えるのだ。
やはり私も安室透の友達だし疑われているのだろう。
何度かあの視線を受けた時は子供相手にちょっとびびった。
加えてこの子は零の正体を知ってる。
本当に何者なんだか。
コナンくんと適当に晴れてよかったねーなんて話しながら時間を潰す。
すると少ししてから見慣れた白いスポーツカーが目の前に止まった。
｢おはようございます｣
今日もキラキライケメンスマイル。何度見ても慣れない。
車から降りた零はそのままこちらに向かって歩いてくる。
そして私の前で止まってから、私の帽子少し上げて顔を覗き込んできた。なんだこいつ。
『あの…どうかしました？』
｢いえ、おめかししてて可愛いなって｣
『は』
ニッコリと笑って言った零に思わず目をパチパチさせる。
隣でコナンくんが呆れたように苦笑いした。
うわぁ…これが安室透か…私相手によくやるなぁ…
相変わらずのプロ根性。今日も上司は絶好調らしい。
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立夏(プロフ) - 坂竹会長さん» わわわほんとですね…！ありがとうございます！直しておきます！ (2018年9月30日 21時) (
レス) id: 0fab2bc529 (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - ページ30、あんなとこでが、あんたとこでになっております。間違っていたらすみません。 失礼しました。 (2018年9月30日 20時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
mリン(プロフ) - 立夏さん» まさか見ていただけてるとは……！夢主ちゃんがどうなるか続きが気になります……。お互い更新頑張りましょう笑 (2018年6月7日 9時) (レス) id: 0761f3b4ce (このIDを非表示/違反報告)
立夏(プロフ) - mリンさん» わぁぁmリンさん！初めまして！私もmリンさんの小説いつも楽しみに読ませてもらってます！！本人の前で素直になれるのはいつになるやら…という感じですが応援していただけると嬉しいです笑 ありがとうございます！頑張ります！ (2018年6月5日 23時) (レス) id: 0fab2bc529 (このIDを非表示/違反報告)
mリン(プロフ) - お初にお目にかかります。ちょっと素直になってきた夢主ちゃんがたまらなく可愛いです………。このお話本当に好きです。私のとこの夢主とはえらい違いが……笑 続き楽しみにしてます、更新頑張ってください！ (2018年6月5日 23時) (レス) id: 0761f3b4ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：立夏
| 作成日時：2018年5月20日 18時
