輩先生と純情びっち【鬼滅の刃】

（35）優しさ ページ36

夜ご飯を食べ、先に入っていいと言われたのでお風呂いただいてただいま上がりましたこちら綾瀬です。


ちなみに夜ご飯は先生リクエストの豚のしょうが焼きでした。我ながら美味しかったです。




脱衣所に、ちゃんと着替えと洗濯してくれた下着が置いてあってその優しさに感動なう。



てかなんの可愛げもない普通の黒のレースの下着でなんか申し訳ない。


この際もっと勝負下着で先生を少しでも楽しませてあげたほうが良かったのだろうか。(余計なお世話)




もう定着しつつある宇髄先生の超だぼだぼのTシャツ1枚スタイル。






「お先に失礼しました〜」





と言いながらリビングに戻る。



タオル肩にかけて髪拭きながら戻ってくるあたりもう家と同じ。


ここ第三の我が家にさせて欲しいぐらい居心地いいんだもん。広いし、マンション高くてテンション上がるし。


しかも想像してたより全然派手じゃないんだよね。


どちらかと言えば白黒の方が多いし。伊黒先生か。




車もそうだけど案外普通。それが宇髄天元。(私目線)






「ドライヤー取ってくるからそこ座っとけ」


「はぁーい」






ソファを背もたれにするように、フローリングにペタンと座る。

ひんやりして気持ちいい。



少しして戻ってきた先生の手にはドライヤーと櫛。

髪長い先生で良かった。不死川先生とか櫛持ってなさそうじゃん？



そう考えたらうちの学校長髪多いな。

しかも似合ってるのが腹立つ。




先生は当たり前のように私の後ろのソファに座り、私の髪を乾かし始めた。


何その優しさ！私もうさっきから感動しっぱなし！



いつもあんなに私のこと雑に扱うくせに髪の毛めっちゃ丁寧に梳かしてくれるんだもん。





「女子力高いね先生」


「え？なんて？」






あ、ごめんドライヤー中に話しかけちゃった。






「乾いたぞー」


「ありがと」


「俺も風呂入ってくる」






と、先生がいなくなった隙にSwitchの電源を付ける。


なにがなんでも先生に勝ってやるもんね！






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