第二話 未定 ページ12
「……」
「はぁ…何考えてるの?」
私はなぜか怒られていた。ただ私は二人で気持ちよく眠れる方法を言っただけなのに……思わず口を尖らせた。
「あかねちゃんは女の子なんだからもっと大事にしてよ、自分の事。今日だって……」
「だって……」
「は?」
ぴきりと目を尖らせる善いつにひるまずこういった。
「善いつが相手だから……私はいいって言ったんだもん」
次の瞬間何か切れる音がした。
「これはわからせてあげないとなぁ……」
「善逸?」
次の瞬間私は押し倒された。腕の痛みを知ってるからかやさしい善いつはわざと腕に触れないように私に組み敷いた。
「是、善逸……?」
「……結婚してない男女が一緒にいるっていうのはこういうことなんだよ?襲われても文句言えないよね??」
私は瞬時に理解した。かぁぁぁと顔が赤くなる。
「何さ勝ってんのよ!ばか!!」
「そりゃあ彼女がかわいく誘ってきたんですし?勘違いされても仕方ないでしょ」
いつもより勝気な善いつに私はパクパク口を開けると意を決して首に手を回しぐっと距離は近くなった。
「ちょ……ッ」
「わからせるんじゃないの?」
ふふんと得意げな顔で笑うと善逸は目を細めてた衣服のボタンに手をかけた。
「煽ったのはアカなんだし」
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作者名:ミミ、みあ@、黒魔霊歌 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年4月14日 21時