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「え」
善いつは私の腕には決して触れずボタンを最後まで外していくと素肌が露になった。私は冷や汗が垂れる。
「ま、ま、まって!」
「ん〜?」
「こ、ここは他の大志さんもいるんだし聞こえちゃうよ……!」
ぱちぱちと焚火の音が鳴り響く中善いつはあー…と困り顔を見せた後こう笑う。
「じゃああかねちゃん声出すの我慢ね。それでもしんぱいなら……」
「んんっ!?」
善いつはにんまり顔で禰豆子ちゃんと同じく間瀬を私につけた。暴れて抵抗するも少し動くと腕の傷が痛み思わず声が漏れた。
「これだとキスできないよね?どうしようか?」
「ん゛……ッんー!んぅ……ッ」
「健気で何もできないあかねちゃん、かわいい」
「んーーーーッ」
善いつは私の太ももに爪を立てた。ストッキングはびりっと少し破けた。それに気づいた善いつは思いっきりストッキングをびりびりにする。私は声にならない悲鳴を上げた。
「あかねちゃあん♡」
「んっ」
善いつは私の控えめな胸を揉んだ。初めての行為に身をよじると私はどんどん顔が赤くなった。唇や鎖骨、胸にキスの雨を降らせる彼に私は感じることしかできなくてぽろぽろと涙を零した。首元がびりっとしびれるような感覚がしてようやく口加瀬が外れると善いつと目が合った。
「じゃあ…いただきまぁす」
「んぅ」
やっと唇にキスをしてくれて私は幸せでいっぱいでうれし涙を流すと善いつは目を細めたまま笑い私達は深く深く布団の中に沈んでいった。
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作者名:ミミ、みあ@、黒魔霊歌 | 作者ホームページ:なし
作成日時:2023年4月14日 21時