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「ハリー！本当に退学になるの？！」
「違うよね？そうだよね？」
ハリーは椅子に座るとロンとAにマクゴナガル先生に連れられてグラウンドを離れてから何があったか話して聞かせた
「「まさか」」
2人の声は重なりロンはステーキ・キドニーパイを口に入れようとしたところだったがそんなことはすっかり忘れて叫んだ
「シーカーだって？だけど1年生は絶対ダメだと…」
「ならハリーは最年少の寮代表選手よ！すごいわハリー！」
Aもまた叫ぶとハリーの手を握ってぶんぶん振った
「ここ何年来かな…」
「…百年ぶりだって。ウッドがそう言ってた」
ハリーはパイを掻き込むように食べていた。
あまりに驚いて､感動して､ロンはただボーッとハリーを見つめていた
その隣でAは未だハリーの手を握っていた。多分握っていることを忘れているがハリーは気づくまで言わないようにした
「来週から練習が始まるんだ。でも誰にも言うなよ
ウッドは秘密にしておきたいんだって」
ロンはハッとしてから大笑いしながらハリーにあの後Aがマルフォイに怒った話をした
ハリーはその話を聞いた途端脇腹を抑えて笑いだし､机に頭をぶつけていた
「そんなに笑うこと…？」
Aは顔を赤くして手に顎を乗せた
「だって､君が、あんなこと言うなんてさ､」
ロンは息切れをしながらまだ笑っていた
どうやらツボに入ったらしい
「そりゃあ怒るでしょ､勿論ドラコが嫌いなわけじゃないけど､…仕方ないじゃん。ちゃんと謝ったし
私ハーマイオニーに勉強教えてもらいたいからまた後でね」
Aがハーマイオニーのところへ消えるやいなや会いたくも無い顔が現れた。
クラッブとゴイルを従えたマルフォイだ
今マルフォイの顔を見ると吹き出しそうになるハリーとロンだったがマルフォイの一言でそれはなくなった
「ポッター最後の食事かい？マグルのところに帰る汽車はいつ乗るんだい？」
「地上ではやけに元気だね。小さなお友達もいるしね」
ハリーは冷やかに言った。クラッブもゴイルもどう見たって小さくはないが
上座のテーブルには先生がズラリと座っているので､2人とも握り拳をボキボキと鳴らし､睨みつけることしか出来なかった
「僕1人でいつだって相手になろうじゃないか。
ご所望なら今夜だって良い。
魔法使いの決闘だ
杖だけだ──相手には触れない。どうしたんだい？魔法使いの決闘なんて聞いたことないんじゃないの？」
マルフォイが言った
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
