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「僕魔法薬学は得意なんだ､分からないことがあればいつでも聞けよ」
「そうなんだ､私も魔法薬学得意だよ。魔法史は好きじゃないけど」
「そうか､ところで君なんであんな連中と付き合ってるんだよ」
「…誰のこと？」
マルフォイが足を止めAも止める
「ポッターとウィーズリーさ」
「ハリーとロン？何の話？」
マルフォイは眉を顰め少し声を低くした
「僕はあんな奴らとは一緒に居たくないがAはいいよ？…ほんとはAにもスリザリンに入って欲しかった」
「ドラコは何か誤解してるよ。2人とも優しいよ」
「してないね､それより今日の午後スリザリンの談話室で勉強しないかい？魔法史を教えてやるよ」
「グリフィンドール生は他寮に入っちゃいけないんじゃないの？」
「そんなこと気にするなよ､Aは思ってたより真面目だなぁ」
「あと私今日ハリーとハグリッドの小屋でお茶を…」
「Aになんだよマルフォイ」
言いかけた時マルフォイとAの間にハリーが入った
いつもの優しい深緑の目は怒りを含んでいる
マルフォイもハリーを見るとさっきの優しい顔とは一変して「邪魔するなポッター」と言いハリーを睨んだ
「Aに何したんだ」
「お前には関係ない､分かったならどこかに行け」
ハリーとマルフォイは今にも火花が出そうなほど憤慨していた
「ハリー､話してただけだよ」
「妄想癖が激しいみたいだなポッター？」
「Aの前でやたら意切りたがる君には及ばないよ」
「その上お前は下品な奴らと仲良しで羨ましいねぇ」
ハリーがマルフォイに飛びかかろうとしたのを慌てて追いかけていたロンが抑えた
その時､Aが口を開いた
「遅れるから行くよ､あと喧嘩とか好きじゃない」
Aは俯いてそれだけを言うと､1人で教室に行ってしまった
「ロン､大丈夫だからもう離して」
「手は出すなよ､マクゴナガル先生が飛んでくる」
Aの背中を見ていたマルフォイが小さく舌打ちをした
「自分の行いで余計に幻滅されたなポッター」
「Aは僕のだ」
怒りに任せ口走った言葉にロンは目を見開いた
マルフォイも怒りがたまる
「たかが同じ寮ってだけでボーイフレンドのつもりか？」
マルフォイはそう言い残しローブのほこりをはたきおとすとAの背中を追った
「君よく言ったね､僕なら恥ずかしくて言えないけど」
「僕､Aとマルフォイが話してると無性に腹が立つ」
そう言うとロンはハリーをみてほくそ笑んだ
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レイン(プロフ) - 続き楽しみにしています！ズーウーやピケット出るのも読んでみたいです！ (2022年5月27日 21時) (
レス) @page47 id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
かものはし - 凄く面白かったです！！続き楽しみにしています(^^)更新頑張って下さい！！！ (2022年5月7日 18時) (レス) @page21 id: 81b633d03b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 自分の好み過ぎて何回も見返してしまいました!!主さんのペースで更新頑張って下さいこれからも応援しています!! (2021年12月15日 3時) (レス) id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 続きが気になります。更新頑張ってください。 (2021年10月31日 22時) (レス) @page20 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊子 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b2feacb2cf1/
作成日時：2021年9月26日 23時
