少しの..差。(tkxin・ytxym)

＝集合・４＝ ページ45

「ほ〜ら、侑李。」

そう言った光君が後ろをクリンッと見ると

そっと、ぴょこんっと可愛らしい顔を出し

侑李君が桃色ホッペで、もぢもぢ。

「。。んっと、、はぢめ..ましてぇ
　ちねん..ゆぅりですぅ・・。」


一生懸命言った侑李君の小さな頭を

涼介君は、ポンっと撫でテキパキさんに。

「ちぃ、頑張って偉かったね。
　え〜っと、じゃあ席替えしましょう！
　まず、雄也はそのままで、慧が隣っ。
　ほら慧、いど〜、いど〜！」


「はぁ〜〜い♪」

「それで＿＿＿＿」



＿＿＿と、涼介君のテキパキさんのおかげで

席替えも、後から来た子の注文もバッチリ。

席順はこんな感じ↓

雄慧光宏
テーブル
裕涼侑大

涼介君はニッコリ微笑んでから

「では裕翔さん。
　もう一度、後から来た2人に
　自己紹介いいですか？」

「ああ、そうだね、そうしょうか。
　えーっと、俺は慧の兄で裕翔です。
　それで＿＿」

「俺は、涼介の兄、雄也。
　んっで、俺達のダチで光君の隣が＿＿
　な、宏太。」

「ああ。俺、薮宏太って言います。
　よろしく。俺の前が＿＿」

「有岡大貴。＿＿んで、皆は涼介と同じ
　小6？..え〜っと」

大貴はモジモジしてる侑李君の顔を

覗き込んで、ニカッと笑い

「え〜っと、侑李君って呼べばいいかな？」

「...はぃ。」

「侑李君も小６で涼介と同じクラス？」

「はぃ。。そぅです・・。」

「へぇ〜、そうなんだ。仲良いんだなぁ〜。
　と、、待てよ＿＿。これって一体さ
　何の集まり何だっけ？？最初は〜
　可愛い弟自慢かと思ったら・・
　今度は、弟の可愛い友達自慢？？
　なぁそうなのか、なぁ裕翔？？」

「う〜ん。。何と言うか、俺はさ
　大貴と宏太の夢を叶えたつもり
　なんだけど＿＿ねぇ、雄也。」

「お〜、そうそう。前に言ってたべ
　兄貴なんて要らねぇ、俺が兄貴になりてぇ。
　弟なんてやめてやるっ！てさ。なぁ大貴。」

「い、いや。。それはだいぶ前の話じゃね？」

「まぁお前が中１の話だけども〜。
　それに宏太も言ってたべ。」

「俺？？」

「ああ。姉貴はも〜嫌だ。可愛い下が欲しい。
　そしたら俺は優しい兄になるって。な？」

「あ〜..それは、まぁ＿
　つい先日、言ったかもしんねぇけどもー
　それは何つ―か＿＿なぁ雄也。」

「な、言ってただろ。
　だからさ、2人のタイプ。
　元気なパッチリ二重の光君と
　小さくて可愛い侑李君を
　しょうかいしてんだって。
　なぁ、涼介。」

「うん、そう。そうなのっ！」

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