少しの..差。(tkxin・ytxym)

＝男の子・２＝ ページ2

「はい♡
　雄也さん、おつきあぃしてくださぃ。」


そうハッキリまた言って・・

可愛いお眠な目を、ぱちぱち。した。



「＿＿＿。。」


その子を見つめ＿＿俺、言葉を失う。




え？誰？裕翔の弟？？

え？こんなカワイ子ちゃんで、男子？？

え？？１２歳＿＿青いランドセル。。

小６？？？



ちょ＿＿マジか、色々渋滞してて

意味分かんねぇし、脳内パニックだぜ。



ジーっと何も言えずに見ていると

ピンク色の頬を少し濃くさせ

もじもじ、てれてれ。(〃▽〃)


「きゃぅー。どぅしぉー
　雄也さんに見つめられてるぅー。
　照れるぅー、てれちゃぅぅー。
　もぅー、かっこぃぃー♡」




＿＿とか、などなど言いながら

くにゃくにゃ。もじもじ。





( ﾟдﾟ)ハッ!！い、いかんっっ！！



このままでいい筈がねぇ。

このまま何も言わねぇのは

ダメだ、よくねぇっ。



早く、一刻も早く、断んねぇーとっ！！




俺、ショタじゃねぇーし。

女子がいーし。

何なら年上の色っぺー女がいーしっ！！



「あ〜、、いや。ちょっとワリィ＿＿」



断ろうとしたら、ピンポーン♪の

チャイムの音に遮られた。




「あ。来た〜〜♪」

俺の返事も聞かず、いそいそ玄関へ

行ってしまった・・・。




「ちょい、、おいおい。
　何なんだって・・・」



俺の戸惑いとは裏腹に、

玄関方面から、楽し気な声。

誰か来たみたいだ。友達か？？





「どーぞ、はいって〜。こっちー。」


その子の声に、キッチンカウンターから

リビングのドアを見た。




「おじゃましま〜す。」

聞き覚えのある声に、２度見っっ。

そこには、ランドセル姿の＿＿＿


「って、、おい。俺の弟涼介じゃねぇーか。
　友達か？世の中狭ぇなっ。何してんだよ
　おみゃーはっ。」

「何って、塾帰りに友達の家
　遊びに来たんだよ。おかしい？」

「おかしかねぇけど・・」

「だってさー。今日はお父さんもお母さんも
　居ないしさー。..それなのに、雄也はさ
　ダチんトコ行くー。とか、僕の事
　ほっとくしっ。」

「あ。。やべぇ、そ〜だっけ？」

「ほら、ひどいっ。
　だから僕もお友達のトコお泊りに来たの。
　頼りない、はくじょーな兄だからっ。」

「うっせーな。
　ちょっと忘れてただけだろ。」

「あ〜あ、ホントひどい。
　あのね慧が、今日ご両親居なくて
　お兄さんと２人で寂しいって言うから
　僕来たの。ね〜慧。」


「ん。そぅ〜。」


「で・・慧、もしかして＿＿」

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