74.かーくんのセクシーな部位 ページ30
「はーい、そこまでー！もう1時間ぶっ通しです、水分補給してくださーい」
パンパンッと大きく手を打ち鳴らして音楽がガンガンに流れるスタジオに足を踏み入れる。
そこではかーくんが一人、がむしゃらにダンスを踊っていた。
K「あー全っ然あかん！思うように踊れん！」
「珍しくドツボに嵌ってますね、そんな時はAちゃん特製のスーパードリンクを飲んで一息つくと良いでしょう」
倒れ込むようにその場に座ったかーくんの隣に腰を下ろして水筒を手渡す。
受け取ったかーくんはそれをグイッと勢いよくあおり、プハーッと大きく息をついた。
K「あーうっま…」
「かーくん知ってる？人間って呼吸してるだけで水分を放出してるんだよ。自分が今どれだけ汗かいてるか知ってる？干からびちゃうよ」
ガサゴソと持ってきたカバンからタオルを取り出し、頭から水を被ったようなかーくんの汗を拭いてあげようと隣に目を向ける。
ふと、首筋を伝って流れ落ちる汗の雫に目が奪われた。
K「……舐めてみる？」
「へっ！？」
慌てて視線を顔に向ければ、私を見つめにんまり笑うかーくんと目が合う。
「な、舐めるってどういう事！？ハードル高すぎ！」
K「A知ってる？脱水症状には水分と塩分の補給やで」
「私別に脱水症状じゃないからね！」
かーくんもシラくんに負けず劣らずなドSだ！
こうやってわざと私が困ること言って、私があたふたするのを見るのが好きな意地悪っ子だ！
これは相手にしたらかーくんの思うつぼだ…！
キュッと唇を引き結んでタオルでかーくんの首元の汗を拭き取る。
すると次の瞬間、肩を抱かれてグッと引き寄せられた。
K「…確かに、脱水症状は俺やもんね」
そんなかーくんの呟きがえらく近くから聞こえたのと同時に、首筋に感じるザラついた舌の擽ったさ。
「なっ…な、な…かーくん！！」
K「なはは、あーうっま、これで塩分もOKやね」
「汗かいてないってば！」
・
・
・
かーくんの首筋を伝う汗がセクシーで目が奪われた
・
K「ヤバ、なんかすごい調子えぇ、さっきまで全然踊れんかったのに急に踊れる」
「やっぱり水分不足だったんだよ」
K「いやA不足やったんやろ、ちょっともっかい首筋かして」
「ダメです」
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結女(プロフ) - コンさん» コンさんコメントありがとうございます(o^^o)作品読んでくださって嬉しいです(；▽；)今後も楽しんでもらえるように執筆頑張りますので、よろしくお願いします！ (2019年8月22日 8時) (
レス) id: 360ec78ac9 (このIDを非表示/違反報告)
コン - はじめまして！作者様の小説を一気読みしてきました、時間を忘れる程好みでした。Twitter形式の斬新な小説、キャラも掴めており凄く読みやすいです。これからもちょくちょく見に来ます、お身体にお気を付けて執筆頑張ってください！ (2019年8月21日 18時) (レス) id: ff08c32731 (このIDを非表示/違反報告)
結女(プロフ) - 唯月さん» 唯月さんありがとうございます＼(^o^)／Part2は本当にあっという間でした！読んでくださる皆様のお陰で執筆頑張れます(´∀｀*)Part3でもよろしくお願いします(｀・ω・´)ゝ (2019年8月15日 7時) (レス) id: 360ec78ac9 (このIDを非表示/違反報告)
唯月(プロフ) - オレ姫Part2お疲れ様でした！Part3もしゃくしゃさんの無理のないように更新を頑張ってください…！気長に待たせて頂きます…！ (2019年8月14日 22時) (レス) id: 5af7911335 (このIDを非表示/違反報告)
しんかい(プロフ) - 結女さん» ありがとうございます!(〃^ー^〃) (2019年8月12日 22時) (レス) id: 8dc9156aaf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結女 | 作成日時：2019年6月29日 0時
