好き、好き、大好き2 (ページ8)

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美咲「A！お願い！今日だけ！２人でお昼食べたいの…」

若干上目遣いで私に頼み込んでくる

A「え…う、ん」

美咲「ありがと～！A！」

はぁぁ、断れないのが辛いよな
私がちゃんと言えばなぁ…
でも、今さらこんなこと言っても
仕方ないんだよな

美咲「今回は、Aが海君と食べるって佑亮君に断っていいかな？」

A「え？何で…」

美咲「お願い…」

え？おかしくない？
いくら美咲でもさ、

美咲「ほんと、ごめん。」

A「そうやって言うより、
美咲が食べたいって言う方が
良いんじゃないかな？」

何アドバイスしてるんだか…
自分が嫌になる

美咲「そ、そうかなぁ？」

髪の毛を触りながら照れる美咲
こんな子がモテるんだろうな…

A「そうだよ」

美咲「じゃ、じゃあ誘ってみるね！」

美咲が手を振って教室に戻っていった

A「ふぅ…」

佑亮のこと、好きだって言えないよね、あんな姿見たら
仕方ないって思いたい

海「Aちゃん」

A「わ！」

びっくりした…

A「どうしたの？」

海「移動教室」

A「そっか。あ、今日お昼２人で食べれる？」

海「え、いいけど」

A「ありがとう！」

海「え、どうしたの」

A「実は…」

「海ーー！行くぞ！」

海「悪い、後で」

A「あ、うん」

海君に手を振って
私も教室に入る

今日は、いつもの場所で食べない方がいいよなぁ
美咲達が使うかもだし

愛「おかえり。何の呼び出しだったの？」

A「お昼佑亮と２人で食べたいってさ」

愛「はぁ！？」

愛ちゃんが険しい顔になる

A「今日だけらしいし」

愛「本当かわかんないじゃんか」

A「大丈夫だよ」

多分…