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海「あーAちゃん、そこ違うよ」
A「…あ、ホントだ」
ヤバっ…ぼーっとしてた
海君に英語教えて貰ってたのに…
海「…それで、この動詞が」
海君の綺麗な横顔をぼーっと見てる
海「大丈夫?休む?」
A「あ、大丈夫、大丈夫」
海「なら、次いくね」
A「うん」
頭に上手くはいらない
こくこくと頷いて話を聞く
佑亮「あ、今週のバーベキュー
何かいるっけ」
美咲「うんと、食材と花火」
A「バーベキュー?」
美咲「うん。クラスでやるの」
A「あ、そうなんだ…」
海「夏休みじゃないんだ?」
佑亮「テストの追試になったら
全員揃わないからって」
美咲「ふふ、夏休みだったら佑亮君行けないかもね」
美咲がいたずらっぽく笑う
A「佑亮は追試になんてならないよ!」
私の声で3人の視線が私に集まる
A「あ…」
佑亮「ありがと。テスト頑張る!」
A「う、うん、」
美咲「そうだよ!頑張ろう佑亮君!」
つい、ムキになっちゃった…
A「…」
情けない…
美咲に八つ当たりってか…
嫉妬だ
_______________
海「そろそろ帰るかな」
美咲「そうだね。」
佑亮「Aはまだ帰らないでしょ?」
A「う、うん」
海「じゃあね」
美咲「ばいばーい!」
A「ばいばい」
美咲は、私と佑亮が2人きりって
何も思わないのかな
私なら、絶対嫌だ
幼なじみって割り切られているのかな?
佑亮「さ!勉強の続きだ」
A「そうだね」
佑亮が教科書に視線を落とす
真面目な顔をする佑亮は
誰よりカッコよくて
独り占めしたい、って思うの
時々、顔をあげてクシャッと
笑う顔も好き
こんな何でもない仕草が
A「好きだなぁ…」
佑亮「え?」
A「え?」
私、今…好きって…
や、ヤバい!!
佑亮「…え?僕もAが好きだよ」
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ろく(プロフ) - めるてぃ*さん» いやいや本当のことですから(o´艸`) (2016年12月21日 0時) (レス) id: 56aeefca96 (このIDを非表示/違反報告)
めるてぃ*(プロフ) - ろくさん» そんなこと言って言って頂けて光栄です( ; _ ; ) (2016年12月19日 0時) (レス) id: 5f3655955a (このIDを非表示/違反報告)
ろく(プロフ) - めるてぃ*さん» めるてぃさんの作品最高に好きです(o´艸`) (2016年12月16日 18時) (レス) id: 56aeefca96 (このIDを非表示/違反報告)
ろく(プロフ) - KTさん» こんな具体的にありがとうございます!!すごくいいです(o´艸`)参考にさせてもらいます〜! (2016年12月15日 22時) (レス) id: 56aeefca96 (このIDを非表示/違反報告)
めるてぃ*(プロフ) - ろくさん» 読んでくださったんですか( ; _ ; )嬉しいです( ; _ ; ) (2016年12月15日 22時) (レス) id: 5f3655955a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろく | 作成日時:2016年12月4日 10時