No.031 ページ33
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まみ「…はいっ!!!!」
まみが笑顔で手を挙げた。
あさみ「えー!どこにあったの?」
まみ「んふふっ、プールの中にあった!」
えええと驚くみんなに嬉しそうに頷いて鍵をにぎりしめるまみ。
あさみ「…え、誰、誘うの?」
まみ「ずっと迷ってたんやけど、見つけたのは運命なのかなぁって思って。」
めい「うんうん」
まみ「なんか、神様が頑張れって言ってくれてる気がして…だから、…夏喜くん、一緒に晩御飯食べませんか?」
ギュッ、っと、あさみの手を握るAの手が強くなった。
その事に気づいたあさみがAの方を見ずに手を強く握り返す。
夏喜「…あ、え、うん、」
まみ「ほな、行こ?」
チラリと夏喜がAの方を見たがAは下を向いていて気付かず。
《井上:えー、なんやこの展開》
《鷲尾:え、さっきまみちゃん夏喜くんの背中押してませんでした?》
《Niki:どゆこと?》
小屋の鍵を開ければ中はオシャレな洋食屋の雰囲気を醸し出す個室で、テーブルが1個、椅子が向かいあわせで置かれていた。
まみ「すごい!…座らん?」
夏喜「うん」
テーブルの上にはサラダ、スープ、パスタ、そしてデザートのケーキもある。
座っていただきますと声を揃え食べ始めた2人。
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s - とっても面白いです!たくさん更新してくださり嬉しいです♪続き楽しみにしてます! (2020年10月25日 22時) (レス) id: 6f1a5651d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月23日 13時