No.073 ページ26
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あさみ×大樹
大樹「まさかあさみと同じになると思わなかった笑」
あさみ「ね!びっくりした」
大樹「…昨日、あんなに言ってごめんね」
あさみ「え、全然大丈夫だよ」
大樹「北人と、話してる?」
あさみ「…んー、まぁ、うん」
大樹「俺の、せい?」
あさみ「違う!…違うよ。」
大樹「でも困らせてるのは事実でしょ」
あさみ「…だとしても、真剣に向き合わなきゃいけないでしょ。」
大樹「…そうだね」
あさみ「だから、気にしないで欲しい。」
大樹「え?」
あさみ「…ちゃんと、向き合うから。」
大樹「あさみ…」
覚悟を決めたようなあさみの強い表情に大樹は真剣な目で返す。
大樹「ありがとう。ちゃんと、あさみに届くように俺も伝えるから。」
あさみ「ふふっ…ありがと。伝わってるから。」
大樹「うん。今日は楽しも。」
あさみ「もちろん!」
バスから降りて海に着くと目の前にはパラセーリングが置いてあり、2人のテンションはMAXに。
大樹「え!すご!」
あさみ「やばい!すごすぎ!」
スタッフの人にパラセーリングの説明をされ2人は並んで椅子に座る。
シートベルトを締められ、いざ飛ぶという時。
大樹「ねぇ、手繋いでいい?」
あさみ「えっ、…うん、いいよ」
手を繋いだ途端浮き上がる体。
あさみ「きゃあっ!!!」
大樹「うっわたっけ!!!」
小型カメラを持たされている大樹とあさみはそれぞれ自撮りをしながら笑顔で楽しむ。
大樹「あさみと!ペアでよかった!!!」
風のせいで大きくなる2人の声。
あさみ「うん!楽しいね!」
大樹「…あさみが1番だから!!!!」
そう、真っ青な空に大樹が叫び、あさみは照れたように笑った。
2人の手は、パラセーリングを終えたあとも繋がれていた。
そして、全てを変える5日目の夜が来る。
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みー - 更新楽しみにしてます!夏喜とむすばれてほしいです!頑張ってください! (2020年11月24日 16時) (レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
來花(プロフ) - いつも更新楽しみしにしています!夏喜くんと結ばれて欲しいと思ってます! (2020年11月15日 16時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
m - はじめてまして!この作品面白くて一気読みしてしまいました!ラベンさんの作品大好きです!これからも更新楽しみに待ってます!お身体に気をつけて頑張ってください! (2020年11月14日 19時) (レス) id: 0d36002f7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか(プロフ) - 壱馬くんが報われて欲しいです!!続きが気になります!! (2020年11月12日 17時) (レス) id: ce3588ab80 (このIDを非表示/違反報告)
mako - 続き気になる、、頑張ってください (2020年11月11日 21時) (レス) id: 8eecc39748 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラベン | 作成日時:2020年10月28日 13時