インドソケイ ページ4
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内心ウッキウキだったけど、エミさんからの視線が気になる…
「......あの、エーミール様。
私の顔になにか付いていますでしょうか？
はしたないところを申し訳ありません...」
失礼ながら横を向いて顔を触る。
何もついてなさそう？？
「いえ、その、ご令嬢という立場も大変だなと...」
「？そんなことありませんわ。
私は今、とても楽しいですから！」
眉の下がったエミさんに本音を言ってみた。
向こうからしたらこの性悪女めって思われるかもだけどね！
...てか読みふけってたじゃん！今何時！？
パパに内緒で来てるのにバレちゃう！
「エーミール様、今何時でしょうか...！？」
落ち着けご令嬢！
慌てたらボロが出るぞ！！
「そろそろ時間ですね、門までお送りしますよ」
ﾌｧｯ!?
エミさん！？どうした！？
急に絆された！？こらA嬢！何したの！！
｢そういえばお茶会でしたのに、本に夢中になってしまい申し訳ありません」
門に向かう途中でエミさんが話しかけてきた。
好みの本だもんな、仕方ねぇよ...
というか読んで欲しくて持ってきたのわしじゃし...
「私も読んでおりましたのでお気になさらないでくださいまし。
気に入っていただけて嬉しいですわ」
「あ、持ってきてくださった本...図書館に忘れてきてしまいました。
ご令嬢はまた遊びに来ると思いますので、次回お返ししますね」
さらっと次の約束しないでもらっていいか！？
私の心臓が持たんだろ！！
というかどのタイミングがいいのか分かんないからやめて！！
エミさんとの登場を侍女達に驚かれながらも馬車に乗り、我々国を後にした。
初の見送りがエミさんか...
いや、ガチ最初の頃はグルちゃんとかトントンとか大先生とかが渋々やってくれてた。
後から、もう帰るねーって気ままに帰ってたのに！！
アトゥールって人の虜になってろばーか！
というか普通に遅くなったから何もしてませんよのアピールか、そりゃそうだ
「パパ...帰ってきてるかしら...」
「少し飛ばして帰りましょうか...」
侍女が御者に声をかけた。
いつもより少し早く帰って来れたけど、危ないのでやっぱり早めに帰るのが一番だと学びました まる
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あびゃ - あ、あ、あ、すきです………！ (2020年9月28日 18時) (
レス) id: f84fa23a4c (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter - 7-10様 それなすぎてつらいです(?) (2020年9月20日 20時) (レス) id: 9961c78004 (このIDを非表示/違反報告)
7-10(プロフ) - あー！あーーー！！！すきです！！！！！！！！！悪役令嬢の！！概念が！！！壊れる！！！！！！！でもすき！！！！！！！！！！！！！ (2020年9月17日 3時) (レス) id: ffef8138f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2020年2月22日 20時
