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ピリリリ ピリリリ
A「紫耀、起きて」
紫耀「ねむー。おはよう」
A「ご飯出来てるよ」
紫耀「はーい」
A「私、行ってくるね」
紫耀「いってらっしゃい！」
私たちは一緒に暮らしている。でも、結婚も付き合ってもいない。ただの同居人。
私たちの絶対ルールは『好きになっちゃダメ』好きになったらなにもかも、終わる気がして。
A「おはようございます！」
愛子「七宮さん。今日、新人が来るんだけど色々教えてあげてくれない？」
この人は編集長の青虹愛子さん。
A「分かりました」
愛子「ありがとう」
萌香「新人教育任されちゃったね〜」
A「教育って」
萌香「イケメン来ないかな〜」
愛子「みんな！聞いて！」
A「……」
愛子「今日から新入社員が来ます！どうぞ！」
廉「永瀬廉です。よろしくお願いします」
パチパチパチ
A「え……」
愛子「永瀬くんは七宮さんに教えてもらってね。以上！みんな仕事に戻って！」
廉「Aさん。久しぶり」
A「ちょっときて」
A「どういうこと？」
廉「こっちが聞きたいよ。知らなかったよ？Aさんがいること」
A「Aさんはやめて。付き合ってないんだし」
廉「今、彼氏いる？」
A「いない。関係ないでしょ」
廉「家いってもいい？」
A「絶対ダメ！！」
廉「なんで？」
A「……こっちにも、色々あるの」
廉「そ。ま、よろしくねAさん…」
A「だから、それやめて」
廉「へへへっ(笑)」
永瀬廉。私の元彼。嬉しかったのかな。再会できて。また、あの笑顔が見れて。
萌香「イケメンだねー。永瀬廉」
A「え！？」
萌香「ん？どうした？」
A「いや、何にも」
萌香「知り合い？」
A「んー。昔ちょっとね」
萌香「へー。そっか」
続く (更新停止中)
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作者名：深紅LOVE | 作成日時：2019年11月10日 16時
