【男主】校内放送で男のセンセーに絶叫告白したら...【BL】

#3 ページ4

白猫クンside




『セ、ンセぇ
な、何で………』


『たまたまだよ、
たまたま。』


『うぐ…ひぅ…う"う"』

一瞬、運命なんじゃないかと思ったのが馬鹿らしく思えた
恥ずかしい
野次馬も知らない先生方もじろじろと変な視線


『取り合えず、保健室行こうか』


センセーとほんのちょっとでも、
一緒にいられることが嬉しくてさっきの恥ずかしくてバクバクしてた心臓はすぐに大人しくなった


***


『誰もいないから。
適当にベッドに座って。』


『..は、い』

ベッドに座る
初めての保健室は少し変な臭いがしたが綺麗に整備されていた


センセーが隣に座る


ぎしっと軋むベッド


イケナイことをしてるような雰囲気が漂う


胸を甘い甘いおくすりが
溶かしている時


次の数秒後



世界が反転した


『セ、ンセー…
何をして......』


急にベッドに押し倒されたのだ
嬉しい、恥ずかしい、胸がいっぱい、喜の感情がすぐに広がる



『お前さぁ…』


………お、まえ？
センセー、そんな事言ったことないんじゃないの……？


『セ、ンセ口調が乱暴に…』

『うっせぇんだよ…
問題増やすなよ。
せっかく積み上げてきた俺の人生壊したいのか？あ"？』


口調が乱暴…
なんか、違うセンセー


『はぁ、せっかく
自分押さえ込んでお前らに勉強を優しく教えてあげてるのに、なんでこんな事したのかな！？』

怒声が自分に降り注ぐ
ついでに、自分に唾がとぶ

『はぁ..//
あぁ……センセェっ//』


それが妙に快感で気持ちよくて、
嬉しくて＿＿＿＿＿＿


前髪をかきあげられる
とろとろした僕の目がセンセーを捉えて離さない



『僕、センセーからしたらぁ
透明人間みたいに知らない、見えない存在でしょ？
僕、センセーに僕のこと見てほしくて…大好きだから、愛してるから。
ねぇ、センセー愛してます。』


『……………ふーん。
まぁ、どうでも良いけど。
お前、名前なんて言うんだよ。』


『黒猫Aです。』


『じゃあ、白猫。』

『じゃあ、センセーは黒猫センセーですね。』


『まぁ、名前覚えたから。



あと、絶対こんな事すんなよ。』


『はい…//』


***

数日後
また、僕は校内放送で愛を叫んで黒猫センセーに呼ばれた

#４→←#２

• 金　運: ★☆☆☆☆
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