2-4 ページ14
《慎×A》
手頃な岩の段差に腰掛けた2人。
慎「大丈夫？痛くない？」
『全然！ありがと』
慎「よかった」
『えっと、誘ってくれてありがとう』
慎「うん。こちらこそきてくれてありがとう、嬉しい」
『誘われたらいくよー笑』
慎「それもそっか、？笑。…でも嬉しい」
『ふふ、それなら何より』
慎「ふぅ…。…えっと、まあ純粋にAちゃんのことが第一印象で気になってて、それで誘いました」
『えっ！…ありがとう、嬉しいです。へへ』
Aは顔を綻ばせ照れたような素振りを見せる。
【井「いや照れ方かわいいか！」】
【N「へへ、って言ってかわいいのすごい」】
【伶「きゅんきゅんきちゃいますね」】
慎「…なんていうか、一目惚れに近いっていうか。…でもそれだけじゃなくて、今とかもだけど、笑顔とかよく目を見てくれるところとかいいなって思って、…うん。序盤だけど、もうAちゃんしか見えてないし、見る気もない。たぶん、ずっと」
『っまってまって、すとっぷ、最初からすごい、照れる…笑』
慎「…かわいい笑」
『ねえ！まって、顔あつい！笑』
顔を逸らしぱたぱたと顔を仰ぐAを慎は少し覗き込むようにしながら優しい笑顔を浮かべている。
慎「…北人くんのこと気になってると思うんだけど、俺のこと好きにさせるから、考えて欲しい」
【N「うわ〜！」】
【井「なんやそれ、かっこよすぎるやろ！」】
【伶「そんなこと言われたら好きになっちゃう笑」】
『っ…うん、うん。考える、ちゃんと』
慎「ありがとう。………っはぁ〜…！」
『えっ、なに！？笑』
慎「緊張した…笑」
『うそお！？全然感じなかったよ！』
慎「そう？よかった…。最初に伝えときたくて」
『…うん、嬉しい。ありがと。………ふふっ』
慎「なに？」
『かわいい笑』
慎「…あんま嬉しくないし笑」
『えーなんでよお笑』
慎「男だし、かっこいいって思われたいよ」
『そっか笑。…でもさっきの、伝えてくれたのかっこよかったよ』
慎「マジ？」
『ふふっ。うん』
じっとAが慎の目を見つめると、耐えかねたように慎は顔を逸らした。
慎「…ちょ、見ないでこっち、今ダメ」
『えー！みる！笑』
そっぽを向いて手で口元を覆う慎をAは下から覗き込むようにしており、二人の間にはいい雰囲気が漂っていた。
【井「なにもういい雰囲気やんか！」】
【N「慎くんが本気ですね！」】
【伶「最初からフルスロットルだ笑」】
そんな二人の元に近づく影が。
【N「え、誰々！」】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
フウキ - このお話めちゃくちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2022年9月16日 7時) (
レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
みかげ(プロフ) - >美咲さん、コメントありがとうございます…！ゆるゆる更新にはなりますが気長にお待ちいただければ嬉しいです߹𖥦߹ (2022年9月12日 17時) (レス) id: f3dfc4afd8 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 続き楽しみに待ってます (2022年9月11日 16時) (レス) @page18 id: 411e2cf0cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかげ | 作成日時：2022年7月25日 23時
